(※画像はイメージです/PIXTA)

人生の伴侶に医師を選びたいと考える人は、近年でもそれなりに多いようです。医学部への入学から開業医になるまでの流れのなかで、医師たちはどのタイミングで結婚相手と出会い、結婚するケースが多いのでしょうか。自身もクリニックを経営する医師で、経営戦略ビジネスも展開する蓮池林太郎氏が解説します。

私立大学出身は、実家が裕福な可能性が高い

入学試験の難易度でいうと、国立大学の医学部のほうが高く、偏差値も東京大学や京都大学理系の学部と近いといえます。しかし、私立大学の医学部も、早稲田大学や慶應大学の理系の学部と近く、いずれにしろ難関だといえるでしょう。とくに私立大学の医学部は、近年とくに難易度が上がってきており、ひと昔前のイメージとは異なる「狭き門」です。

 

パートナーになるなら、より優秀な国立大学医学部卒業の医師のほうがよいという考えもあるようですが、じつは「お見合い」の場合、私立医学部の男性医師のほうが人気が高いのです。

 

理由は、実家の経済的な安定です。私立医学部の学費は医学部6年間で2000万円~5000万円前後必要なため、私立出身の場合は、両親も医師であったり、あるいは会社を経営しているなど、裕福な家庭が多いからです。

開業医より勤務医のほうが「高確率」

勤務医は激務で当直もあり、休みの日にはクリニックや病院でのアルバイトもこなし、女性との出会いがなかなかありません。一方の開業医は、クリニックの診療時間を自分で決めることができるため、意思があれば、出会いに時間とお金をかけることが可能です。

 

しかし実際には、「30代中盤くらいで開業→結婚」というライフプランの医師は少なく、多くがその前段階で結婚しているイメージです。開業してから結婚する人は少数派だといえますが、なかにはバツイチの医師もいるため、開業医が婚活しているケースも散見されます。

 

上記のことから考えると、時間もお金も潤沢な開業医より、出会いが制限されている勤務医のほうがフリーである確率が高く、パートナーとして選びやすい、ということになります。

 

 

蓮池 林太郎

新宿駅前クリニック 院長

 

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