親の手術で仕事を休む場合、職場に理由を伝える?
→別の理由と偽って休む
〇 自分の人生を大事にできる人
→親の状況を話して休む
●偽ると説明がつかなくなる
この質問を見て、自分の人生を大事にできる人は頭に大きな「?」が浮かんでいるかもしれません。親の手術の付き添いで休暇をとるのに、なぜ別の理由と偽る必要があるのか分からないからです。
けれども、意外と「偽る」人はいるのです。職場にプライベートなことを持ち込みたくない、という思いがあるようです。直属の上司や同僚が理解してくれるか不安があるという人もいます。
けれども、高齢の親が手術を受けるということは、その後の生活にも影響が生じる可能性があります。目が覚めて容態が落ち着かなければ、家族は病院に待機しなければいけないでしょう。それに、今の時代、入院できる期間は短くなっており、早々に退院を言い渡されることがあります。退院の日はもちろん、退院して介護の体制を築くまでの期間も、親に付き添う必要が生じる可能性があります。
職場に親が倒れたことを伝えていないと、たびたびの休暇、早退や遅刻について説明がつかなくなります。そして「これ以上、職場に迷惑をかけられない」と辞職に追い込まれることになりかねません。「出産・育児」の場合は、あえて言わなくても分かってもらいやすいですが、「親の介護」は、言わないと、周囲に理解してもらいにくいといえます。
●追い込む方にまわっても自滅
職場の誰もが、生まれてきた以上、「親」がいます。同僚、部下の親、上司の親が倒れることも。しかも、それぞれの家族背景は多様です。配偶者がいて、きょうだいも複数という人は「自分が動かなくても誰かが動いてくれる」ケースもありますが、自分しか動く者がいない人もいるのです。
不用意な言葉を発する側にまわっても自滅する可能性があるので注意を。
「ほかに、付き添う家族はいないの?」
「いつまで、かかるの」
「仕事を終えてからにしたら」
配慮のない言い方をして、相手を追い込むと、辞職につながることも。有能な同僚が辞めれば、職場の大損失です。親が倒れた当初はバタバタしますが、一定期間たてば必ず落ち着きます。お互い様の意識を持ち、「隠す」ことよりも、「両立」できる体制づくりをすることに力を注ぎたいものです。
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