価格変動リスク…自身の「損失の許容度」を軸に判断
●「標準偏差」でリスクを測る
株式などの有価証券は、会社の業績や市場の状態、経済状況などによって資産の種類や銘柄ごとに価格変動リスク(変動の度合い)が異なります。
価格変動リスクが大きいということは、大きなリターンを得られる可能性もあると同時に、大きな損失を被る可能性もあるということです。価格変動リスクの指標は、一般的に「標準偏差(値動きのバラツキ度合い)」が使われます。
この数字が大きいほどリスクが大きく、小さいほどリスクが小さいと判断ができます。
標準偏差は、「モーニングスター」などの投資情報サイトで確認できます。気になる銘柄があった際は、標準偏差を用いて、自身のリスク許容度の範囲内にあるか確認しましょう。
●価格変動リスクに備えるには
価格変動リスクに備えるためには、「長期」「積立」「分散」を心がけてください。分散投資は値動きの異なる資産を組み合わせるのがポイントです。
頼藤 太希
株式会社 Money & You 代表
高山 一恵
株式会社 Money & You 取締役
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】