1. 先週の市場動向
先週の市場の振り返り
<株式>
主要株式市場は新型コロナワクチンの効果や米国の財政刺激策の拡大期待などから上昇しました。米国株式市場は、新型コロナの感染拡大は引き続き懸念されたものの、民主党が大統領と上院・下院の過半数を占める「ブルーウエーブ」が実現したことで追加経済対策期待が高まりNYダウは最高値を更新しました。週間ではNYダウは1.61%上昇しました。日本株式市場は、米主要3指数の史上最高値更新などを受けて、日経平均株価は28,000円を上回って終了しました。週間では日経平均株価は2.53%上昇しました。欧州株式市場は、FTSE100指数は米民主党政権下での財政刺激策の拡大期待やコロナワクチンへの期待などから6.39%上昇しました。DAX指数は2.41%上昇しました。中国株式市場は、欧米などでの新型コロナを巡るワクチン接種・承認の動きや米民主党政権下での財政刺激策の拡大期待などを受けて世界経済の回復期待が高まり、上海総合指数は2.79%上昇しました。香港ハンセン指数は2.38%上昇しました。
<リート>
グローバル・リートは、欧米などで長期金利が上昇したことなどを嫌気して1.71%下落しました。
<債券>
長期金利は上昇しました。米国の債券市場は、米民主党が上院でも過半数を占める結果となったことから、大型財政出動見通しが強まり、週間では利回りが0.189%上昇しました。日本、ドイツ、英国の長期金利も上昇しました。
<為替>
円相場は、円安となりました。対米ドルでは、米民主党政権下での財政刺激策の拡大期待から米長期金利が上昇したことなどを受け、対米ドルでは0.53%の円安となりました。対ユーロでは、0.70%の円安となりました。
<商品>
原油価格は、サウジアラビアが単独で減産すると伝わったことなどから7.67%上昇しました。
2. 先週のアジア・オセアニア株式・リート市場
3. 先週のメキシコペソ市場
4. 先週のブラジルレアル市場
5. 今週の主な注目材料
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2021年1月4日~1月8日のマーケットの振り返り』を参照)。
(2021年1月12日)
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