頭のいい小学生がしている「本の読み方」とは?

コロナ禍、「リモート授業」へと切り替わったことで、家庭学習の在り方にも大きな変化がありました。学校とは違い、近くにゲーム等の娯楽があるなか、子どもが進んで学習に取り組みたくなるような方法はあるのでしょうか。今回は、IQ200以上の子を複数育てた脳科学学習塾RAKUTO代表の福島美智子氏と、株式会社らくと教務部コンテンツ開発課課長・福島万莉瑛氏の共著『AI時代の小学生が身につけておきたい一生モノの「読解力」』(実務教育出版)より一部を抜粋・再編集し、頭のいい小学生がしている「本の読み方」について解説します。

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本の読み方には「流し読み」「要約読み」の2通りある

本の読み方には「流し読み」と「要約読み」の2種類があります。いつもお子さんが本を読むとき、どちらの読み方をしているのか、ぜひ考えてみてください。

 

◆記憶にあまり残らない流し読み

流し読みとは、意識しないで読む方法です。流し読みをすると、何が書いてあったか、忘れやすくなります。流し読みの場合、「ためになった」「おもしろい」くらいしか感想が出ないことも多いのではないでしょうか。さらっと読むので、記憶にもあまり残らず、せっかく読書をしても役に立たずに終わってしまうことも…。

 

ただ、気分転換でわざと、流し読みをするということはあるでしょう。

 

◆中身を深く理解できる要約読み

要約読みとは、何が書いてあるのか、話の筋を追いながら読みとる方法です。常に何が言いたいのかを意識して読むため、筆者が伝えたいこと、筆者がどう伝えようとしているかまで読みとれます。そうすると、筆者の訴えたいことを深く正しく理解することができます。

 

要約読みができると記憶にも残りやすいので、学んだことを実生活でも生かしやすくなるでしょう。頭のいい人は、要約読みをしているケースがとても多いのです。これが、本を読んでも、自分のやりたいことに役立てられる人と、読んでも役立てられない人の違いです。

 

当然のことながら、学力にも大きく影響します。お子さんには、ぜひ要約読みを意識させましょう。

 

「要約読み」は、学力にも大きく影響する(画像はイメージです/PIXTA)
「要約読み」は、学力にも大きく影響する(画像はイメージです/PIXTA)

物事を要約する際には「マッピング」が便利!

「読解力」は「語彙力+要約力」と言われています。

 

語彙力の鍛え方は、なんとなくイメージできるのではないでしょうか。でも、要約力は「どう鍛えたらいいのだろう!?」と疑問に思ってしまうかもしれませんね。要約力というのは、まとめる力のこと。頭の中だけで「まとめる」のは、大人でも難しいものです。そんなときに、とても役立つのが「マッピング」です。

 

図にするには、教科書やテキストに書いてある文章を「まとめる」必要があります。毎回ノートに要点を書いていけば、まとめる練習にもなります。「わざわざ図にする必要性はあるのかな?」と思う方もいるかもしれませんね。ここで、ちょっと検証してみましょう。

 

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脳科学学習塾RAKUTO 代表

20年以上、脳科学・心理学をベースにした児童向け教材開発に携わり、オリジナルの教育メソッドDMSK法を開発。ディスカッション(D)、マッピング(M)、速読(S)、高速リスニング(K)を取り入れた授業で、地頭力、天才脳が育つ子が続出。6年間で9校舎まで育てあげる。「ずっと通いたくなる」「楽しい環境のなかで天才脳が育つ」とクチコミで評判を呼び続け、RAKUTOに通う生徒の継続率は96%。また、平均25%といわれている中学受験の第一志望合格率は90%以上を誇り、麻布、開成、渋谷教育学園渋谷、筑波大学附属、甲陽学院など、超難関校にも合格者を多数輩出している。大人になっても生きるホンモノの才能が開花することも多く、小学2年生で発明工夫展や美術展に入賞した子、小学3年生でIQ200を越えた子、小学4年生で英検2級に合格した子など、幅広い分野で子どもたちの才能の芽を育てている。著書に『最強の子育て』(すばる舎)がある。

著者紹介

株式会社らくと教務部コンテンツ開発課 課長

慶應義塾大学文学部人文科学科にて、神経心理学を専攻し、卒業。その後、University of Oregon Educational Foundations(オレゴン大学教育学部)にて、小学生向けの教育学や課題解決型学習について専門的に学ぶ。

卒業後、カナダ・バンクーバーにて日本と世界基準の小学生・中学生向け英語指導資格等を取得。日本における英語教育指導のプロフェッショナルとして活躍。現在は、株式会社らくとの英語コンテンツ制作、カリキュラム開発に従事。受験・学習指導により、慶應大学SFC、学習院大学等への合格、開成や筑波大学附属などの生徒の成績アップを実現し、保護者より評価を得ている。自身も、らくと式速読術を身につけ、1冊5〜10分で読破。速読を短期間での英語の習得にも生かし、留学後1年ほどで、ネイティブの倍くらいのスピードで読了できるようになった。執筆、講師としての仕事等にも生かし、高いパフォーマンスを発揮している。

著者紹介

連載子どもの可能性を最大限に伸ばす「読解力」の身につけ方

AI時代の小学生が身につけておきたい一生モノの「読解力」

AI時代の小学生が身につけておきたい一生モノの「読解力」

福島 美智子 福島 万莉瑛

実務教育出版

「AIってよくわからないけど、子どもの将来が心配…」「これからの教育は、どうなるんだろう…」「親として、子どもに何をしてあげればいいのか…」。親のみなさんが不安になるのも当然です。そんなAI時代に、小学生のお子さん…

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