新車購入のユーザーの「車の評価」は?
J.D. パワーは、「2020年日本自動車商品魅力度(Automotive Performance, Execution and Layout、略称APEAL)調査SM」の結果を発表した。
本調査は、新車購入後2~9カ月経過したユーザーを対象に10カテゴリー*177項目でユーザーが実際に所有しているモデルについての評価を聴取するものである。その結果を元に、商品魅力度を示す総合APEAL(1,000ポイント満点)を算出している。
*1「外装」「内装」「収納とスペース」「オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーション(ACEN)」「シート」「空調」「運転性能」「エンジン/トランスミッション」「視認性と運転安全性」「燃費」
各部門のNo.1は下記の通り。
<総合>
BMW
<マスマーケットブランド>
MINI
【セグメント別ランキング】
<軽自動車セグメント 第1位>※同点1位
ダイハツ ムーブキャンバス
ホンダ N-BOX
<コンパクトセグメント 第1位>
ホンダ フィット
<ミッドサイズセグメント 第1位>
レクサス UX
<ミニバンセグメント 第1位>
トヨタ アルファード
→各部門の詳しいランキングはこちら
ユーザーを魅了するのは、海外の輸入高級車
■過去6年で商品魅力度とブランドロイヤルティが向上
本年調査の業界平均スコアは657ポイントで、前年の645ポイントから+12ポイント向上した。現在の調査項目設計の初年である2014年の622ポイントに比べ、6年間で+35ポイント向上し、2014年以降で最も高い評価となった。
また「同じメーカー(ブランド)の車を買いたい」とするブランド再購入意向は82%で、2014年の68%に比べ+14ポイント向上している。
過去6年で自動車の魅力度は向上し、ブランドに対する顧客ロイヤルティも向上していることが明らかになった。