4-9月期の連結営業利益…トヨタは増益、ホンダと日産は減益

自動車業界の2019年度上期の業績は?/デイリーマーケットレポート

三井住友DSアセットマネジメント株式会社 調査部
4-9月期の連結営業利益…トヨタは増益、ホンダと日産は減益

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

自動運転、電動化など次世代技術に向け企業提携などが活発化

■自動車大手3社の2019年度4-9月期の連結売上高と連結営業利益はトヨタは増収増益、ホンダと日産は減収減益となりました。トヨタは新モデルの投入効果などで販売を伸ばし増収増益となりました。ホンダはインドでの苦戦、日産は北米の不振などから減収減益となりました。

 

■トヨタグループの主要8社の4-9月期の連結決算は、中国景気減速の影響や次世代技術への先行投資負担などから増収増益は4社にとどまりました。

 

■CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)と呼ばれる次世代技術に向け、トヨタはスズキ、スバルとの提携や系列の自動車部品会社の再編、ホンダも系列部品会社と日立の部品会社との統合などの動きを加速しています。

 

(注1)カッコ内は前年同期比増減率、単位は%。トヨタ自動車は米国会計基準、ホンダ、デンソー、アイシン精機、豊田自動織機、  豊田通商、トヨタ紡織、豊田合成は国際会計基準。 (注2) (*)豊田通商は売上高見通しは未公表。 (注3)トヨタ自動車の主要グループ8社は日本経済新聞社の分類による。為替想定は19年度の円/米ドル想定レート。 (出所)各社決算資料データやQUICKのデータなどを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注1)カッコ内は前年同期比増減率、単位は%。トヨタ自動車は米国会計基準、ホンダ、デンソー、アイシン精機、豊田自動織機、
豊田通商、トヨタ紡織、豊田合成は国際会計基準。
(注2) (*)豊田通商は売上高見通しは未公表。
(注3)トヨタ自動車の主要グループ8社は日本経済新聞社の分類による。為替想定は19年度の円/米ドル想定レート。
(出所)各社決算資料データやQUICKのデータなどを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※個別銘柄に言及していますが、当該銘柄を推奨するものではありません。

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『4-9月期の連結営業利益…トヨタは増益、ホンダと日産は減益』を参照)。

 

(2019年11月13日)

 

関連マーケットレポート

2019年10月8日 『国内自動車』各社の再編が加速

2019年10月7日 急速に拡大する『カーシェアリング』

 

あなたにオススメのセミナー

    【ご注意】
    ●当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
    ●当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、三井住友DSアセットマネジメント、幻冬舎グループは責任を負いません。
    ●当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
    ●当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
    ●当資料は三井住友DSアセットマネジメントが信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
    ●当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
    ●当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。

    人気記事ランキング

    • デイリー
    • 週間
    • 月間

    メルマガ会員登録者の
    ご案内

    メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

    メルマガ登録
    会員向けセミナーの一覧
    TOPへ