米中対立の行方と米追加利下げに注目

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

 

■米中貿易協議は先行き不透明感が強まっています。8月下旬、中国が750億米ドル相当の米国製品へ5~10%の追加関税を課すと発表した一方で、米国はこれまでの追加関税や今後課す予定の追加関税の税率をさらに5%高めることなどを発表しました。貿易協議の再開など今後の進展が期待されます。

 

■米国で17-18日に行われる連邦公開市場委員会(FOMC)が注目されます。8月下旬、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はジャクソンホール会議の講演で追加利下げを示唆しており、弊社では米中対立の状況悪化などを受けてFRBが7月に続き9、10、12月に各0.25%の利下げを実施すると予想します。

 

■欧州では10月末に期限の迫った英国の欧州連合(EU)離脱問題が注目されます。EUとの交渉が進展するのか、ジョンソン英首相に対する内閣不信任案が提出されるのか、など状況は流動的です。イタリアの政治、財政不安も懸念材料です。そのような中、欧州中央銀行(ECB)は9月に利下げを行うと見られます。

 

■日本は、日米貿易交渉で基本合意し、9月の国連総会時に予定される日米首脳会談で署名する運びとなりました。各国で金融緩和が進む中、9月金融政策決定会合での日銀の次の一手が注目されます。

 

各国・地域の経済指標、金融政策決定会合等イベントの予定(2019年9月)

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『米中対立の行方と米追加利下げに注目』を参照)。

 

(2019年8月27日)

 

関連マーケットレポート

2019年8月27日 FRB議長、『ジャクソンホール』で追加利下げを示唆

2019年8月26日 連鎖する報復関税で米国株式市場は大幅安

 


調査部は、総勢25名のプロフェッショナルを擁し、経済や金融市場について運用会社ならではの高度な分析を行い、それぞれの見通しを策定、社内外に情報発信しています。三井住友DSアセットマネジメントの経済・金融市場分析面での中枢を担っている他、幅広い投資家に良質な情報を伝えるべく、活動する機会や媒体は多岐にわたります。年間で約1,000本の市場レポートを作成し、会社のホームページで公開中(2018年度実績)。

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連載【デイリー】マーケットレポート/三井住友DSアセットマネジメント

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