株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比+0.7%、深セン総合指数が+1.0%と上昇しました。先週初は、12月1日に行われた米中首脳会談で関税引き上げの猶予で合意したことを好感し、株価は大幅に上昇しました。しかし週後半には、トランプ大統領が今後の米中協議で合意できない場合の関税拡大の可能性に言及して米中貿易摩擦問題に再び不透明感が高まったことや、中国通信機器最大手の副会長が逮捕されたことなどから株価は下落し、週前半の上昇を抑えました。香港市場は、H株指数が前週末比▲2.4%、レッドチップ指数が▲1.3%と下落しました。先週は、米中貿易摩擦問題で再び不透明感が高まったことや、景気減速懸念から米国株が大幅に下落したこと、中国通信機器最大手の副会長が逮捕されたことなどから、株価は下落しました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2018年12月10日)