先週の振り返り
先週のアジア株式市場は、やや軟調な動きとなりました。米中首脳会談で対中制裁関税の税率引き上げ猶予が決まり好感されたものの、中国の通信機器最大手の幹部逮捕などを受けて米中貿易摩擦激化への警戒感が高まりました。また、主要なアジア通貨は、対円で総じて下落しました。前述の貿易摩擦に対する懸念や、米経済の先行き懸念などから日米欧の株式市場が下落し、安全資産とされる円が買われました。
国・地域別の株価指数の推移
国・地域別の株価指数 (現地通貨ベース)、為替レート
(2018年12月10日)