2019年以降の成長率は緩やかな減速

本連載は、三井住友アセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

 

■世界経済の成長率は、2016年をボトムに2018年にかけて加速したとみられます。しかし、2019~2020年は、財政効果が薄れる米国と貿易摩擦の影響を受ける中国が共に潜在成長率近辺にスローダウンすることを受けて、世界経済は減速方向に転じる見込みです。

 

■2019年以降の減速は極めて緩やかなものになるとみられます。先進国のインフレが安定して推移すること、主要国で財政が景気をサポートすること、2018年にかけて政治的混乱などで減速した一部新興国経済が回復してくること、などが要因です。

 

■米中貿易摩擦の行方が最大の注目点です。米中首脳会談を受けて、知的財産の保護などを巡り協議が行われます。決裂すれば、世界貿易に悪影響を与え、成長率が一段と下振れるリスクがあります。

 

世界経済の成長見通し(2018年12月)

各地域の成長率の推移と予想(寄与度を積み上げ)

(注1)データは2008年~2020年。2018年以降は三井住友アセットマネジメント予想。  地域区分は、国際通貨基金(IMF)を参考に三井住友アセットマネジメントにて分類。 (注2)世界成長率は、各地域の成長率の合計(四捨五入のうえ小数点第一位までを表記)。 (出所)各国・地域データを基に三井住友アセットマネジメント作成
(注1)データは2008年~2020年。2018年以降は三井住友アセットマネジメント予想。
    地域区分は、国際通貨基金(IMF)を参考に三井住友アセットマネジメントにて分類。
(注2)世界成長率は、各地域の成長率の合計(四捨五入のうえ小数点第一位までを表記)。
(出所)各国・地域データを基に三井住友アセットマネジメント作成

 

(2018年12月4日)

 

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調査部は、総勢20名のプロフェッショナルを擁し、経済や金融市場について運用会社ならではの高度な分析を行い、それぞれの見通しを策定、社内外に情報発信しています。三井住友アセットマネジメントの経済・金融市場分析面での中枢を担っている他、幅広い投資家に良質な情報を伝えるべく、活動する機会や媒体は多岐にわたります。年間で約900本の市場レポートを作成し、会社のホームページで公開中(2016年度実績)。

著者紹介

連載【デイリー】マーケットレポート/三井住友アセットマネジメント

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