2018年11⽉19⽇〜11⽉23⽇の中国株式マーケット動向

ウィークリーマーケットレポート

三井住友アセットマネジメント株式会社調査部

2018.11.30

三井住友アセットマネジメント株式会社が、2018年11⽉19⽇〜11⽉23⽇の中国株式市場について振り返ります。※本連載は、三井住友アセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。

株式市場

先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比▲3.7％、深セン総合指数が▲5.3％と下落しました。先週は、週初にトランプ大統領が対中輸入への更なる制裁関税を発動しない可能性を示唆しました。しかし20日に米通商代表部が公表した中国の貿易・投資政策を巡る報告書では、中国が不当な慣行を是正していないと指摘されたことなどから再び米中貿易摩擦懸念が高まり、株価は下落しました。香港市場は、H株指数が前週末比▲1.8％、レッドチップ指数が▲1.1％と下落しました。先週は、米国金利が低下したことにより資金流出懸念が和らいだ一方、米国株式市場がハイテク株をはじめとして下落したことや、米中貿易摩擦懸念が高まったことから、株価は下落しました。

H株指数の推移

（注）左グラフは2017年11月23日～2018年11月23日、右グラフは2018年10月23日～2018年11月23日｡
（出所）リフィニティブのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

レッドチップ指数の推移

香港ドルの対円推移

上海総合指数の推移

深セン総合指数の推移

人民元の対円推移

（2018年11月26日）

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