株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比▲2.2%、深セン総合指数が▲2.5%となりました。週末に7-9月期の実質GDP成長率や9月の主要経済指標の発表を控えて様子見ムードが広がり、株価はじりじりと下落しました。発表された実質GDP成長率や9月の鉱工業生産は市場予想を下回ったものの、同月の小売売上高は堅調だったことに加え、中国金融当局が金融市場の安定維持に向けた支援策の実施方針を発表したことから、週末にはやや値を戻しました。香港市場は、H株指数が前週末比▲0.7%、レッドチップ指数が▲0.5%と下落しました。好調な企業決算の発表を受け米国株が上昇した一方、中国本土株が下落したため、株価は軟調に推移しました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2018年10月22日)