株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比▲7.6%、深セン総合指数が▲10.1%となりました。前週は国慶節の休暇に伴って週を通じて休場だったところからの取引再開となりました。この間、米中貿易摩擦の高まりが引き続き懸念されたことに加え、中国が実質的な金融緩和である預金準備率の引き下げを発表したことから人民元が下落しました。そこに、米国株をはじめ世界的に株価が大幅に下落したことから、中国本土市場の株価も大きく下落しました。香港市場は、H株指数が前週末比▲2.2%、レッドチップ指数が▲3.0%と下落しました。米国をはじめ世界的に株価が下落したことや、米中貿易摩擦の高まり、人民元安などが嫌気され、株価は下落しました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2018年10月15日)