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グローバル不動産透明度インデックスとは?

グローバル不動産透明度インデックス

グローバル不動産透明度インデックスとは?

不動産投資におけるグローバル不動産透明度インデックスの意味について解説します。

グローバル不動産透明度インデックスとは

グローバル不動産透明度インデックスとは、JLL(ジョーンズラングラサール)社によって報告される、不動産市場の透明性に関するレポートのことです。JLL社は、独自の広域なネットワークから、世界各国の様々な不動産に関する情報を収集・分析し、グローバル不動産透明度インデックスを作成します。

 

2016年度版のグローバル不動産透明度インデックスは、世界109ヶ国の不動産市場における、不動産取引の透明性に必要な139の要素に基づき、各国ごとの不動産透明度のスコアが算出されました。

 

グローバル不動産透明度インデックスは、「不動産の世界指標」と言っても過言ではありません。

世界的な不動産透明度の傾向

近年の世界的な不動産透明度の順位を見てみると、1位英国、2位オーストラリア、3位カナダ、4位アメリカと続き、英語圏の国々が透明度の高いグループを独占しています。これは前回の調査から継続する傾向です。

 

上位の国は、パフォーマンス測定の細かさや品質、頻度の高さ、そして不動産鑑定評価や市場ファンダメンタルズのデータなど、不動産市場の透明度において、他国を凌ぐ透明度向上を実現しています。この様に、上位の国々がより高い不動産透明度を示すことが、世界全体の不動産透明度向上を牽引し、年々、不動産市場の透明性は上昇傾向にあります。

近年の不動産透明度向上の要因

世界各国が「不動産取引を通じた海外資金の調達」に大きな期待を寄せているという点が、近年の世界の不動産透明度が向上している要因の一つとして挙げられます。不動産透明度を向上させ、不動産取引が活発に行われることにより、海外企業の工場誘致や観光客アップなどの海外資金を呼び込むチャンスにつながるのです。

 

また、近年世界の投資家や法人テナントは、全世界を対象に適正な不動産取引を行うため、不動産取引において、より高い透明度を求める傾向にあるというのも、不動産透明度向上に寄与していると言えるでしょう。

 

米国のMLSを代表とする、不動産テックの発達も、不動産透明度向上の一因として、見逃せないものです。

 

不動産市場において、世界的に求められている具体的な透明度の内容は主に3つ挙げられます。

 

1つ目は正確かつタイムリーな市場データと不動産にかかわる様々な情報です。2つ目は世界的な不動産取引に対応できる適正な規制の実施及び高度な倫理基準の設定です。そして3つ目は取引プロセスの公正かつ明確さです。

 

不動産取引において「世界的に求められていること」に対する各国の取り組みは多岐にわたります。法律の改正や新法を整備しz、他国との比較や分析を継続的に行い、高い不動産透明度になるように適正な基準を設けて市場の品質を高める取り組みを行うなど、世界の不動産業界は徐々に、そして確実に高い透明化に向けて進化しているのです。

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