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対象となる器具備品とは? 「減価償却資産」の基礎知識

今回は、「減価償却資産」の基礎知識について見ていきます。※本連載では、東京国税局での勤務を経て、フィナンシャルプランナー、芸人として活躍するさんきゅう倉田氏の著書、『元国税局芸人が教える 読めば必ず得する税金の話』(総合法令出版)の中から一部を抜粋し、会社に関連する税金の知識をご紹介します。

トニートニー・チョッパーは、税法上は仲間ではない⁉

人語を操り、医者として雇用され、圧倒的に人気があったとしても、税法上の取扱いは、無慈悲です。仲間にならない場合、給与として支払った金額は法人の損金に算入できません。

 

『ONE PIECE』より

 

Q:麦わらの一味をモンキー・D・ルフィを代表取締役とした法人と考えた場合、船医・トニートニー・チョッパーは、税法上何に該当するか。

 

①使用人

②役員

③家畜

④器具備品

 

トニートニー・チョッパーは麦わらの一味の乗務員で、ヒトヒトの実を食べたトナカイです。

減価償却資産は「使用可能期間で分割して」経費にする

A:正解は「④器具備品」でした。

 

トニートニー・チョッパーは減価償却資産耐用年数表の器具備品>生物>動物>その他のもの>8年に該当しますので、8年で減価償却したあと価値が1円になります。

 

船大工・フランキーことカティ・フラムは、体の半分を機械と目算した上で、半分が従業員、半分が車両運搬具と考えられます。

 

あるいは、半分が従業員、半分が機械装置ですが、車両運搬具か機械装置であるかについては、今後、性能が公表されて行く過程で検討したいところです。どちらにせよ、中古です。

 

建物、機械、器具備品、自動車は、一般的には時の経過や使用によってその価値が減っていきます。このような資産を「減価償却資産」といいます。

 

減価償却資産の購入金額は、すぐに経費になるのではなく、使用可能期間で分割して経費にします。使用可能期間は「耐用年数」として、定められています。

 

[図表]減価償却資産と例外

 

<まとめ>

トニートニー・チョッパーは器具備品。仲間ではない。取得したら減価償却しよう。

お笑い芸人、ファイナンシャルプランナー

1985年、神奈川県生まれ。大学卒業後、東京国税局を経て、よしもとクリエイティブ・エージェンシーで芸人になる。国税局では主に法人税の税務調査を担当。好きな言葉は「増税」。

著者紹介

連載元国税局芸人が教える~会社にまつわる「経費・減価償却」のトクする話

 

元国税局芸人が教える 読めば必ず得する税金の話

元国税局芸人が教える 読めば必ず得する税金の話

さんきゅう倉田

総合法令出版

私たちの暮らしに深く関わる「税金」。 本書では、難しく感じる税金の話を、人気マンガを例にやわらかく解説!

 

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