手間のかかる「マイニング」をマイナーが行う理由とは?

今回は、ブロックチェーンの生成過程で、マイナーが手間のかかるマイニングを行う理由を見ていきます。※本連載では、アルタアップス株式会社代表取締役CEO 森川夢佑斗氏の著書『ブロックチェーン入門』(KKベストセラーズ)より一部を抜粋し、あらゆる産業にイノベーションをもたらすブロックチェーン技術の基本的な概要とその魅力について解説します。

ブロックを生成したマイナーに与えられる「報酬」

ブロックを生成するマイナーを決めるプルーフ・オブ・ワークというコンセンサスアルゴリズムおよびそれら一連のマイニング作業について解説しました

 

では、どうしてマイナーは、この手間のかかるマイニングを行うのでしょうか。その理由として、ブロックの生成に成功したマイナーには、報酬としてビットコインが支払われるからです。

 

初期は、ブロックを生成する度に50BTC(2016年4月段階のレートで約600万円相当)の報酬がマイナーへ支払われていました。しかしビットコインの場合、マイニング報酬が約4年おきに「半減期」を迎えるよう設定されており、2016年夏には25BTCから12.5BTCに半減しました。最終的には、2140年頃にマイニング報酬が0BTCとなります。

 

ビットコイン送金時の手数料もマイナーの取り分に

報酬が無くなると、マイナーがマイニングをやめてしまう恐れがありますが、マイナーの受け取れる報酬がもうひとつ存在します。

 

それは、ビットコインを送金する際に利用者が支払う手数料です。この手数料もマイナーの報酬となりますので、手数料の金額によっては、引き続きマイニングに参加するマイナーは存在するでしょう。

 

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連載初心者のための「ブロックチェーン」入門

アルタアップス株式会社 代表取締役CEO

1993年生まれ、大阪府出身。京都大学在学中にAltaApps株式会社を創業し、仮想通貨のウォレットアプリ開発やブロックチェーンに係るコンサルティングを行う。現在は、株式会社Gincoの代表取締役として、仮想通貨時代の新たな銀行の構築を目指す。また、株式会社OnokuwaのCSOとしても参画。著書に『ブロックチェーン入門』(ベスト新書)、『一冊でまるわかり暗号通貨2016~2017』(幻冬舎)など。

著者紹介

ブロックチェーン入門

ブロックチェーン入門

森川 夢佑斗

KKベストセラーズ

ここ1年でブロックチェーン技術を取り巻く社会は、 大きく変化しました。 連日、ニュースの見出しにブロックチェーンおよび ビットコインという言葉が踊っています。 しかし、その一方で、ブロックチェーンという言葉が …

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