前回に引き続き、連載第3回で紹介した、仮想通貨投資のルールを具体的に見ていきましょう。今回は、「一定金額」「分散投資」の重要性も併せて説明します。※本連載は、仮想通貨投資家として日本各地でセミナーを開く上野義治氏の著書、『5000円ではじめる仮想通貨投資入門』(インプレス)の中から一部を抜粋し、投資経験のない人でも分かりやすいように「仮想通貨投資」の基礎知識を説明します。

「一定金額」を投資し続けることが重要

前回の続きです。

 

<ルール2> 一定金額投資する

 

「一定金額投資する」。これも非常に重要です。「今月は余裕があるから少し多めに」「今月は苦しいから少しだけ……」というように、金額がバラバラだとドルコスト平均法がうまく働きません。

 

高値のときにたくさん購入して、安値のときに少ししか購入できないと平均単価が高くなってしまうので、結果的に利益が少なくなる可能性があります。

 

何度も言いますが、どこが高値でどこが底値なのか誰にもわかりません。一定金額を投資することを守ってくださいね。

「分散投資」で暴落リスクに備える

<ルール3> 分散する

 

仮想通貨はまだスタートを切ったばかりと言ってもよく、もしかすると今後使われなくなる通貨もあるかもしれません。そう考えると一つの銘柄にするよりも、この本で紹介したようにいくつかの銘柄に分散して投資しておくほうがいいでしょう。

 

ビットコインのようにもう時価総額が大きくなっているものは、いきなり何十倍となることはありませんが、堅実に成長する可能性は高いです。ですが、NEMやリップルといった銘柄のように、まだ時価総額が低い仮想通貨は数年で何十倍、何百倍になる可能性はある反面、暴落するリスクもあるということです。

 

この本のはじめに紹介した5銘柄を見ていただいてわかるように(本書籍をご覧ください)、一つ一つの銘柄が大きく成長してくれるので、仮に5つに分散しておけば2銘柄や3銘柄が暴落したとしても、全体とすれば利益になる可能性は高くなります。ぜひ分散投資をお勧めします。

 

<つまりどういうこと?>

ルール1 一定間隔で投資する

ルール2 一定金額投資する

ルール3 分散する

本書は、2017年8月時点での情報を掲載しています。本書の利用によって生じる直接的または間接的被害について、著者ならびインプレス社では一切責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。

5000円ではじめる仮想通貨投資入門

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上野 義治

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