このページは、神永曉氏の連載、『辞書編集者も惑わす日本語の不思議「悩ましい国語辞典」』の記事の記述について、どのような論拠で整理されているかを示し、品詞等の略語一覧を紹介したものです。

 

【収録した語】

 

意味や用法が変化している語や誤った意味で使われている語、読み方の紛らわしい語など、約200語を収録した。慣用句として使われている成句や方言、俗語なども取り入れた。

 

【見出し】

 

 見出しには原則として平仮名を使用し、現代仮名遣いで示した。外来語は片仮名で示し、歴史的仮名遣いは( )の中に示した。

 

 見出しは、五十音順に配列した。

 

 【 】の中に、見出しに当てられる漢字表記を示した。ただし、見出しの仮名とまったく同じ場合(漢字で表記されないもの)は省略した。

 

 漢字は、常用漢字表を原則とし、公用文などで慣用として認められるものも採用した。

 

 送り仮名は、内閣告示「送り仮名の付け方」を原則とした。

 

 外来語は、日本に直接伝来したと考えられる原語を【 】内に示し、その言語名を付記した。ポルトガル語などは、ローマ字綴りに翻字して示した。

 

 〔 〕の中に、その語の品詞その他の文法上の性質を示した。品詞などの表示には略号を用い、動詞は活用を略語で示した。成句は〔連語〕とし、方言、俗語は〔方言〕〔俗語〕とした。動詞・形容詞・形容動詞の文語形には活用の種類を示した。

 

 語の成り立ち、語源・語誌の説明などを必要に応じて《 》で記した。 

 

【記事タイトル、本文】

 

 記事本文の内容を表すタイトルを本文の前に示した。

 

 一つの見出しに本文が2本ある場合は、タイトルに[1]、[2]として示した。

 

 本文は、筆者が辞書編集者として得た知識を生かし、文化庁の「国語に関する世論調査」の結果を取り入れるなどして、わかりやすく解説することに留意した。

 

【記事ジャンル】

 

 記事本文の内容を「揺れる意味・誤用」「方言・俗語」「揺れる読み方」「大和ことば・伝統的表現」の4ジャンルに分類し、本文の文末に該当ジャンルを示した。

 

 各ジャンルはおおむね次のような内容となる。


《揺れる意味・誤用》 

本来の意味とされてきたものとは異なる意味で使われていたり、現代語としては失われていた古い意味で使われたりしているもの。また、明らかに誤った意味で使われていることば。語源に関する誤りなども含む。

 

《方言・俗語》

一定の地域で使われていることばのうち特徴的なものや、方言を由来として一般化したことば、地域によって異なった意味で使われていることばなど。また、文章語としての使用はためらわれるものの、ある年齢層や地域では口語表現として一般化していることば。

 

《揺れる読み方》

読み間違いの多いことばや、二つまたはそれ以上の読み方が使用されていることば。書き方や言い方を含める。

 

《大和ことば・伝統的表現》

古語を語源とするなど、日本で古くから使われている特徴的な表現やことば。それにまつわるものも含む。

 

 

《品詞等略語一覧》

 

〔名〕名詞

〔代〕代名詞

〔動五〕動詞五段活用

〔動五(四)〕動詞口語五段活用、文語四段活用

〔動四〕動詞四段活用

〔動上一〕動詞上一段活用

〔動上二〕動詞上二段活用

〔動下一〕動詞下一段活用

〔動下二〕動詞下二段活用

〔動カ変〕動詞カ行変格活用

〔動サ変〕動詞サ行変格活用

〔動ラ変〕動詞ラ行変格活用

〔形〕形容詞

〔形ク〕形容詞ク活用

[形シク〕形容詞シク活用

〔形動〕形容動詞

〔副〕副詞

〔接〕接続詞

〔感動〕感動詞

〔助動〕助動詞

〔接尾〕接尾語

〔枕〕枕詞

〔文〕文語形

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