[連載]平均年収443万円…ジャーナリストが綴る「安すぎる国・ニッポン」のリアル ※本連載は、小林美希氏による著書『年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活』(講談社現代新書)より一部を抜粋・再編集したものです。
小林 美希 1975年茨城県生まれ。水戸第一高校、神戸大学法学部卒業後、株式新聞社、毎日新聞社「エコノミスト」編集部記者を経て、2007年よりフリーのジャーナリスト。就職氷河期世代の雇用、結婚・出産・育児と就業継続などの問題を中心に活躍。2013年、「「子供を産ませない社会」の構造とマタニティハラスメントに関する一連の報道」で貧困ジャーナリズム賞受賞。『ルポ 正社員になりたい』(影書房、2007年度日本労働ペンクラブ賞受賞)、『ルポ 保育崩壊』『ルポ 看護の質』(岩波書店)、『ルポ 産ませない社会』(河出書房新社)、『ルポ 母子家庭』(筑摩書房)、『夫に死んでほしい妻たち』(朝日新聞出版)、『ルポ 中年フリーター』(NHK出版)『年収443万円』(講談社)など著書多数。 ジャーナリスト
年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活 小林 美希 出版社名:講談社 発行年月:2022年11月 平均年収443万円――これでは“普通”に暮らすことができない国になってしまった。ジャーナリストが取材してわかった「厳しすぎる現実」。 昼食は必ず500円以内、スタバのフラペチーノを我慢、月1万5,000円のお小遣いでやりくり、スマホの機種変で月5,000円節約、ウーバーイーツの副業収入で成城石…