前回は、アパート購入を成功に導く「即行動」について説明しました。今回は、アパート経営における「入居者目線」の重要性について見ていきます。

大家の不満=入居者の不満!?

お客様とお話をしていて気になるのが、「どうせ自分が住むわけじゃないし」という言葉。自分が住む部屋ではないから、少しくらい仕様に不満があっても、設備や間取りが不便だろうと関係ない。費用のことを考えたら仕方ない。「そんなことを言っていたら、何も買えやしない」ということなのでしょう。

 

本当にそうでしょうか?

 

私が考えるのは、それと同じ不満を入居者様も感じるだろうということです。

 

ただ、入居者様も部屋を決めるときに、「どうせ賃貸だし、理想通りじゃなくても仕方がない。どうしても嫌なら、また引っ越せばいいし」と、妥協しつつ住んでいる可能性もあるため、両者の考えはある意味一致しているかもしれません。

 

しかし、そのような部屋だと、将来、空室に悩むのではないかと不安になります。

 

それならば最初から、自分が住みたいと思う理想の部屋を創れば、入居者様も同じように喜んでくれるはず。そう考えてはいかがでしょうか。

 

喜ばれる部屋を創った結果、入居者様に永く住んで頂け、退去してもすぐに次の入居者様が決まる……そんな好循環が生まれます。

入居者に快適に住んでもらうために細部までこだわる

あくまでも入居者様目線で。

 

弊社のこだわりは、ここにあります。

 

特に弊社では「社会人の女性」をターゲットに部屋創りをしています。部屋を見る目が一番厳しい彼女たちのお眼鏡にかなう部屋ならば、どんな方にも満足いただける部屋になると考えているからです。

 

社会人の女性の立場で部屋を創るとすれば、どういうところに気を配り、こだわれば良いのか。その追求こそが弊社の生命線だと言っても過言ではありません。

 

入居者様に快適に住んでいただけるよう、アパートを建てる場所から、間取り、設備仕様、管理体制に至るまで、細部までとことんこだわる。その結果が、年間平均入居率99%以上だと自負しております。

 

アパート経営をするということは、すなわち大家さんになるということです。入居者様の立場に立って考える、この意識は大切です。

 

自分が住むのではなく、人様に住んで頂く部屋だからこそ、きちんと丁寧に創られたアパートを購入する。そんなアパートを創る会社を選ぶことが成功への近道です。

本連載は、2016年11月30日刊行の書籍『新築アパート経営こそ副業の中の本業 成功の秘訣55』(幻冬舎メディアコンサルティング)から抜粋したものです。稀にその後の法律、税制改正等、最新の内容には一部対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

新築アパート経営こそ 副業の中の本業 成功の秘訣55

新築アパート経営こそ 副業の中の本業 成功の秘訣55

中島 厚己

幻冬舎メディアコンサルティング

本書は、アパート経営で、「毎月安定した収入を得ながら資産形成ができる」というノウハウが満載。なぜ、そんなことが可能なのか? 入居率99%のアパート経営を提案し続けて10年の実績を持つ著者が、入居者が入り続けるエリアを…

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