お金の不安から解放される「たった1つの方法」
年収300万円の人が、年収800万円になると幸福感を覚えるという。その理由は、衣食住だけではなく自分の余暇にお金が使えるようになるからだ。
余裕ができるとは、お金の不安から解放されるということだ。
お金の不安を解消する方法はすごくシンプルだ。減るお金の額よりも、入ってくるお金の額を増やせばいい。そうすれば生活費を心配しないで暮らしていける。 それにはどうすればいいだろう? その答えも簡単だ。収入源を増やせばいい。
社会に出てサラリーマンになったとする。収入源は月給だ。
その月給だが、令和6年9月に国税庁長官官房企画課が発表した「民間給与実態統 計調査」によると令和4年(2022年)から令和5年(2023年)まで年収の対前年伸び率は0 . 4%だ。(※3)
これに対して総務省が発表している消費者物価指数によると、 22年度 ( 22年4月1日 ~ 23年3月 31日)の物価の上昇率は3 . 2%。 物価の上昇に年収の伸びが追いついていないのだ。(※4)
将来、給料の上昇が物価上昇を上回るという保証は今のところない。
実際、日本銀行が2025年7月に発表した「生活意識に関するアンケート調査」 将来、給料の上昇が物価上昇を上回るという保証は今のところない。 では5年後の物価は今より上がると答えた人が全体の8割台前半に上る。
そして残念なことに景況感についても先行き(1年後)が良くなると答えた人は5%に満たない。暮らし向きも「ゆとりがなくなってきた」という回答が6割を超えている。(※5)
脅かすつもりはないが、君たちはこの先、厳しい時代を生きていく。
話を戻そう。厳しい時代にお金の不安から解放されるには収入源を増やせばいいという話だった。
つまり、給料以外の収入源を確保しておく必要がある。
サラリーマンなら、会社が許せば副業、不動産投資、株式投資など給料以外にお金を稼げるマネースポットを複数持つことだ。
自営業でも同じだ。本業の他に収入の柱をいくつか持っておこう。
僕は4つの会社のオーナー (実業)をやりながら、 YouTube 、スクール運営、書籍の税、講演料、株式投資、不動産投資など、マネースポットをいくつも持っている。
1人でこなすのは無理なので人に助けてもらったり、一部事業を委託しているが、いくつもキャッシュポイントがある。
それに、マネースポットを複数持っておくのはリスクヘッジでもあるんだ。就職したら、終身雇用が当たり前で定年退職まで安泰という時代もあったが、今は違う。
東京商工リサーチによれば、2025年7月の全国企業倒産件数は961件、 2024年 10 月(909件)以降、9カ月ぶりに900件台になり、7月としては 2022年から4年連続で前年を上回っている。(※6)
また、2025年1月から8月 31日までの上場企業における「早期・希望退職」募集の対象人数は1万108人になり、前年同期の約1 . 4倍に増加。それも、業績堅調な黒字企業が6割を占める。(※7)
1つの会社に依存し、収入源が1つというのはリスクが高いと言わざるを得ない。
マネースポットが複数あれば、1つの柱が倒れても他が支えてくれるし、収入源が増えれば自分がやりたい仕事を選べるようにもなる。
株式投資で成功した人は「やりたくない仕事を断れるようになって嬉しい」と言う。複数の収入源があるということは、自分の人生も選べるようになるのだ。
社会に出たら、収入源を増やしておく ―それもお金の不安から解消されて、自分らしく生きられるお金持ちになるための準備だ。
