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将来年金はもらえるの?…今さら聞けない「年金制度」の基礎
青木 年金…。「今の高齢者はもらっていても、現在51歳の私が高齢者になる頃にはもらえないでしょう。少子化ですしね。あてにしたら痛い目みますわ」と、テレビで聞きかじった年金情報。先生、実際のところ、どうなんですか?
坂本 将来、年金をもらえないのではと言われていますが、国も完全な自転車操業ではありませんよ。
青木 あら、そうなんですか。
坂本 今、なぜ大変かというと、年金をもらう人が多いからです。こういう言い方が正しいか分かりませんが、人口が多い団塊の世代が抜ければ少し楽になるはずです。
青木 ベビーブームでしたものね、70代後半の方々。しかしながら、私の世代も第二次ベビーブーム。果たして?
坂本 さやかさん、年金というのは社会保険なんです。国では、人口の変化などいろいろな要素をもとに年金財政の検証を5年ごとに行っています。存続できるよう制度改正も行われます。払っていれば、給付額は減るかもしれないけれど、もらえないことはないと思いますよ。
20歳から60歳までの「40年間」支払うと、国民年金が満額もらえる
青木 年金の保険料はどのくらいの期間払うんでしょうか。
坂本 国民年金の保険料は月1万7510円(令和7年度)20歳から60歳までの40年間、つまり480カ月分の保険料を払った人が老後に満額の国民年金、年間83万1700円(令和7年4月分からの年金額)をもらえるんです。10年(120カ月)保険料を払うともらえる権利が発生し、保険料を払った月数に応じた年金をもらえます。
例えば払ったのが20年(240カ月)なら満額の半分です。給与をもらって働く人は条件を満たせば厚生年金にも入ります。こちらは最長70歳まで。
青木 60歳から65歳までは年金空白期間なんですね、ふむふむ。
ところで、みなさん年金を、いくらくらいもらっているのでしょう?
坂本 厚生年金がある元会社員の男性は、厚生年金が上乗せされるので月17万〜18万円ほど。もっと多い人も少ない人ももちろんいます。さやかさんは個人事業主だから国民年金だけなので少ない。ですが、年金の一番のメリットは生きている限りもらえるということです。
青木 そう聞くと、ありがたい制度なんですね。国よ感謝します(急に!)。

