(※写真はイメージです/PIXTA)

親と同居することで生活費を抑えられると考える人は少なくありません。しかし、実際には光熱費や食費の増加、家計の負担分担の曖昧さから、親の老後資金に無意識に依存してしまうケースがあります。こうした「隠れ依存」は、将来の生活設計や家族関係を大きく揺るがす可能性があります。

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「お姉ちゃんが使ったの?」…妹が両親の通帳を確認

事態が表面化したのは、遠方に住む妹が両親の通帳を確認したときです。

 

「どうしてこんなに減ってるの? お姉ちゃんが使ったの?」と詰められ、口論に発展。両親は「家族だから」と美咲さんをかばいましたが、姉妹関係は決定的に悪化しました。

 

親の老後資金は、基本的に親の生活のために確保すべきお金です。子どもが日常的に生活費を依存してしまうと、老後資金の計画が崩れ、将来の生活に支障が出る可能性があります。親子であっても金銭のルールや使途は明確に決めることが必要です。

 

美咲さんは現在、在宅ワークや短期派遣の仕事を掛け持ちし、少しずつ親への生活費負担を増やす努力をしています。

 

「家族だからこそ、ルールを決めないと関係もお金も壊れると痛感しました」

 

親と同居すれば家計が楽になる——そう思っても、無意識の隠れ依存が始まってしまうことがあります。老後資金を守るためには、家族内でも生活費の分担や使い方を明確にすることが欠かせません。

 

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