一生この家で暮らしたかった…夫婦で号泣。世帯年収1,200万円・ゆとりのある返済計画で「念願のマイホーム」購入。幸せの絶頂だったが、わずか2年で手放す決断をしたワケ

一生この家で暮らしたかった…夫婦で号泣。世帯年収1,200万円・ゆとりのある返済計画で「念願のマイホーム」購入。幸せの絶頂だったが、わずか2年で手放す決断をしたワケ
(※写真はイメージです/PIXTA)

「もしものことが起きたら」と考えると、多くの人がまず思い浮かべるのは、「死亡」や「病気による入院」といった状況ではないでしょうか。しかし実際には、「命に別状はなく、入院もしていないのに、働くことができず、収入を得られない」そんなリスクも現実に存在します。今回は、そうしたケースについて、具体的な事例とともに見ていきましょう。

夫の収入ゼロにより家計はひっ迫、さらなる打撃も

もともとギリギリの計画ではなかったとはいえ、かな子さん1人の収入ではローン返済+管理費・修繕積立金+教育費(子どもたちの塾代や習い事)+生活費のフル負担は厳しく、赤字が続くようになりました。

 

さらなる打撃となったのが、かな子さん自身の心労です。会社では部下のマネジメント、新規プロジェクトの進行と、求められる業務は過酷さを増す一方。家庭では夫の通院の付き添い、息子・娘の進路相談、そして何より経済の不安がのしかかります。

 

睡眠時間は削られ、休日も気が休まらない。ついにある朝、通勤途中の駅のホームで動けなくなってしまい、会社を休職することになったのです。

 

休職中も給与の一定割合は支給されましたが、夫の復職の見通しが立たないことが不安の最大要因。多いとはいえない貯金を削りながらどこまでやっていけるのか……。

 

結局、かな子さんと夫は大きな決断をすることに。家計を圧迫する最大要因である、家の売却を決めたのです。

 

「一生住むつもりで買った家です。話し合いながら、夫婦で泣いてしまいましたね。何より子どもがガッカリするかなと思っていたのですが、彼らはすごく冷静で『健康が一番大切だから』って。本当にありがたかったです」

 

購入当時より市況が良く、結果的にはローン残債より高く売却できたため、経済的には救われました。現在は家賃の手頃な賃貸マンションで生活しながら、無理のない働き方へのシフトを模索しています。

 

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※個人情報保護の観点から、登場人物の情報を一部変更しています。

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