〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:TOKYO BASE〈3415〉……前日比+57円(+17.07%)/終値391円
【売買材料】
6月3日(火)に5月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比19.2%増となり、7ヵ月連続プラス成長、かつ4ヵ月ぶりの2ケタ成長となっていたことが好感された模様。
2位:双葉電子工業〈6986〉……前日比+86円(+15.09%)/終値656円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。同社は国内大手の蛍光表示管製造メーカー。また「ラジコンのFutaba」としても有名。
3位:ジャパンディスプレイ〈6740〉……前日比+2円(+13.33%)/終値17円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:豊田自動織機〈6201〉……前日比-2,195円(-11.93%)/終値16,205円
【売買材料】
6月3日(月)取引時間終了後、同社はトヨタグループのトヨタ不動産から非公開化を目的としたTOBを受けたことを明らかにした。TOB価格は1株16,300円と、足元の株価がこれを上回っていたため、サヤ寄せする形で急落した。
2位:クレハ〈4023〉……前日比-330円(-9.68%)/終値3,080円
【売買材料】
6月3日(月)取引時間終了後、同社が5月12日に発表した560万株(自己株式を除く発行済み株数の11.26%)、または150億円を上限とする自社株買いを中止し、新たに1,000万株(同20.66%)、または350億円を上限とする自社株買いの実施を発表。ただ同時に、1,000万株を上限に4日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買い付け※を行うとした。こうしたなか、自己株式の取得が市場買い付けからToSTNeT-3による買い付けに変更されたこと、4日に買い付けが実施されたことを受けて、需給インパクトが生まれないことへの失望から売りが膨らんだ模様。
※自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)……発行会社が自社の株式を市場から直接買い戻すための取引制度のこと。企業側からすると、買方を発行会社に限定することで市場に影響をおよぼすことなく株式を安定した価格で取得できるメリットがある。一方、投資家目線では、需給が締まることで得られるはずのプレミアムが剥落するため嫌気されることも。
3位:M&A総研ホールディングス〈9552〉……前日比-78円(-5.58%)/終値1,321円
【売買材料】
野村證券は6月3日(月)付で同社の投資判断を最上位の「バイ(買い)」から真ん中の「ニュートラル(中立)」に引き下げた。また目標株価は1,500円と、従来の3,600円から大幅に引き下げており、これらが売り材料視された模様。
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