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インデックス投資は初心者には最適解
日本では、低金利環境が続き、銀行預金の利息がほとんど増えないため、資産運用の手段として株式や投資信託への関心が高まっています。さらに、老後の年金問題や新NISAの登場により、株式市場はますます盛り上がりを見せています。
そんな中で、まずは最近の流行りであるインデックス投資について、私の見解を述べておきます。
インデックスとは日経平均株価やTOPIX、NYダウ、S&P500といった各国の株式市場の動きを表す指数です。その指数に連動して、リターンを目指す投資をインデックス投資といいます。
私は、投資初心者や銘柄分析に時間をかけたくないという人にとって、インデックス投資は低コストで市場平均を狙える最適解の投資だと思います。
日本市場への参加者は8割がプロ（機関投資家や銀行や証券会社等）、個人投資家のプロ級を合わせると約9割がプロだと考えられます［図表1］。
［図表1］投資部門別株式保有比率の推移 引用元 日本取引所グループ 2022年度株式分布状況調査の調査結果について 2023年7月6日
参加者のほとんどがプロということは、言い換えれば、市場平均はプロの売り買いの結果の平均値とも考えられます。
ここで少し考えてみてください。素人の個人投資家が、9割がプロの世界に参戦して簡単に及第点を取れると思いますか？ どう考えても、無理でしょう。それがインデックス投資なら可能なのです。
たとえるなら、普通の学生10人が、東大生が90人もいるクラスでテストを受けても、平均点が取れるようなイメージです。
私はインデックス投資について「信じられないほどお得なシステム！」だと思っています。投資初心者や銘柄選定に時間をかけたくない人にはインデックス投資をおすすめします。
