〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:プロトコーポレーション〈4298〉……前日比+400円(+25.32%)/終値1,980円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。2月4日(火)取引時間終了後、同社はMBOの一環として筆頭株主であり創業家一族の資産管理会社である夢現の完全子会社で、同社の横山博一会長が代表取締役を務めるフォーサイト(名古屋市中区)が同社株の非公開化を目指してTOBを実施すると発表。TOB価格は1株2,100円としており、同社株は2日続けてストップ高となった。
2位:東亜道路工業〈1882〉……前日比+217円(+16.73%)/終値1,514円
【売買材料】
当日の午後2時30分ごろ、同社は株主還元方針の変更と配当予想の増額修正を発表。新たな還元方針では配当性向を100%に引き上げた。加えて、25年3月期の期末一括配当予想を従来の見通しの52円から85円に増額修正するなど株主還元姿勢を強めており、これを好感した買いが膨らんだ模様。
3位:AZ-COM丸和ホールディングス〈9090〉……前日比+169円(+14.70%)/終値1,319円
【売買材料】
2月5日(水)取引時間終了後、同社は25年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結決算を発表。増収現役ではあったものの、10〜12月期では増益に転じており、さらに経常利益の通期計画に対する進捗率は80%と好調なことから、業績の上振れを期待した買いが集まったとみられている。
