「最低賃金の仕事」でも経済的自立を達成する見込み
最低賃金でも自由は最大(型にはまらない旅人 カナダ)
私は北米の人気高級スキーリゾートにあるレストランで給仕をしています。特別なスキルのいらない最低賃金の仕事ですが、数年以内に経済的に自立する見込みです。
北米のスキーリゾートの物価は高いのですが、私はすぐに予算内で充実した時間を過ごす方法を身につけました。ティム・フェリスは『「週4時間」だけ働く(The 4-Hour Workweek)』でこう言っています。「人は億万長者になりたいのではなく、億万長者にしかできないと思うことを体験したいのだ」。
私はそれができるようになりました。この町で暮らしながら、わずかなお金で贅沢なライフスタイルを過ごせるようになりました。
経済的自立に向けて実践した「3つのこと」
自由への道を歩みながら、同時に自由の楽しみを味わっています。でも、ここに住んでいる人の大半は生活するだけで精一杯です。経済的自立に向けて、私は次のことを実践しています。
・大勢で暮らすのが好きなので、寝室が6つある家を借りて、空いている部屋を貸しています。同居人は私に部屋代を払い、私は水道光熱費や家賃を支払います。部屋に空きが出ないようにし、住人がみんな礼儀正しく清潔で、ものを大事に扱い、部屋代を期日どおりに支払うよう気を配ることで、私は家賃を大きく割り引いてもらえます。
・この町は人づき合いの関係で外出にお金がかかりますが、私は2010年以降、使った金額をすべて記録しています。飲み代はちょっとかさみます(誓ってお酒の問題はありません。ただ人に会うのが好きなんです。それに独身ですし)。もしパートナーができたら、人づき合いにかかるお金は減ると思います。子どもを持ったりしたら特に。
・通勤に交通費はかかりません。職場まで夏は自転車で3分、冬は歩いて10分です。食事はまかないで、ユニフォームはクリーニングされたものが支給されます。スキーバスは主に補助金によって支給されます。通常の医療保険に良質な医療給付を追加できるなど、福利厚生も充実しています。
こうした実践のおかげで、ざっと年間2万4,000カナダドルで快適に暮らせています。冬にでも、実際にはそれよりもかなり多くの収入があります。仕事は最低賃金ですが。
3ヵ月働くだけで、私の場合はたいてい1年分の生活費を十分に賄えます。大卒でない人はこの話に興味を持つかもしれません。
注目のセミナー情報
【資産運用】4月12日(土)開催
毎年8%以上の値上がり実績と実物資産の安心感
「アーガイル産ピンクダイヤモンド投資」の魅力
【資産運用】4月16日(水)開催
富裕層のための資産戦略・完全版!
「相続」「介護」対策まで徹底網羅
生涯キャッシュフローを最大化する方法