会話に割り込んで意見を述べたいとき
会議中、複数人の議論に割って入って自分の意見を述べたいとき、どのように声を掛けますか。
BAD EXAMPLE
A : May I interrupt?
ちょっとよろしいですか。
B : Sure.
どうぞ。
GOOD EXAMPLE
A: That's a good point, but in my opinion, we need to ....
いいところをついていますね。しかし私の意見では、私どもは…。
B : I agree with you.
あなたの意見に賛成です。
Biz Tip
2人以上のネイティブ・スピーカーの会話に割り込むのは至難の業です。May I interrupt? は、会話に割り込む際の表現ですが、こう言うと会議全体が中断したり、ほかの出席者が不満を募らせてしまったりするかもしれません。
会話に割り込んで自分の意見を述べたいときは、まず議論している人たちの話によく耳を傾けましょう。そして、タイミングを見計らって、その中の一人が述べたコメントに対するひと言を伝えます。これは、相手を否定したり批判したりするものではなく、肯定する内容であることが重要です。
ここで役立つ表現のひとつが、That’s a good point.です。着地点の見えない議論が長く続いていればいるほど、空気を一変させる力を持つポジティブな表現です。
ほかにも、That makes sense.やThat’s interesting.のように、短くシンプルでありながら、自然に会話に割り込むためのクッションとなる効果的な表現もありますので、ぜひ使いましょう。
次の流れに沿って話すと、誰の気分も害せずに、会話に割り込んでスマートに自分の意見を述べることができます。
① 会話中の人の最後のコメントについて肯定的なひと言を述べることで、出席者の注目を集める。
② 自分の意見を述べる。
③ 自然な流れで会話に参加する。
OTHER EXAMPLES
・That makes sense. However, in my view, ....
それは理解できます。しかし、私の考えでは…。
・That's interesting. The way I see it is ....
おもしろいですね。私の見方では…。
・Really? I feel that we should ....
本当ですか。私が思うに、私たちは…すべきです。