(※写真はイメージです/PIXTA)

新NISAが始まってすぐの2024年8月初旬に日経平均株価が暴落したのは記憶に新しいところです。その際、下落が止まらないのではないかと、狼狽売りをしてしまった人は少なくありません。しかしお金のプロである肉乃小路ニクヨ氏は、あの暴落で悲観する必要はなかったといいます。そこで本稿では、肉乃小路氏による著書『いま必要なお金のお作法 幸せを呼ぶ40のマネープラン』(KADOKAWA)から一部抜粋し、その理由と情報収集のコツについて解説します。

株式市場に関心があるなら朝の経済ニュースを観るべき

「自調自考」。これは私が通っていた高校の校訓でしたが、大人になってあらためてその大切さを日々感じます。

 

投資をしていると、お金を払っている分、自動的にアンテナ感度が高まり、好奇心を持ってニュースに接することができるようになります。日々そういうことの繰り返しをしていけば、ニュースから様々なことを考えることができるようになります。

 

もし、株式市場に相当の感心を持っていて、細やかな取引を希望しているならば、朝の経済ニュースを観るのをお勧めします。なぜかというと近年、日本の株式市場は前日のアメリカ市場の影響を受けやすいからです。

 

また、為替の円高と円安の影響を受けるので為替の状況も日本の市場が始まる前に把握しておくと良いでしょう。

 

把握したことから当日の動きを自分なりに予想し、その日の株式市場がどのように動いたかを検証していくと、段々とその動きがわかるようになってきます。

 

まさに仮説と検証。投資もある意味、科学なのだと思います。

 

 

肉乃小路ニクヨ

経済愛好家

 

※本記事は肉乃小路ニクヨ氏による著書『いま必要なお金のお作法 幸せを呼ぶ40のマネープラン』(KADOKAWA)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。

 

 

 

※本連載は、肉乃小路ニクヨ氏による著書『いま必要なお金のお作法 幸せを呼ぶ40のマネープラン』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集したものです。

いま必要なお金のお作法 幸せを呼ぶ40のマネープラン

いま必要なお金のお作法 幸せを呼ぶ40のマネープラン

肉乃小路ニクヨ

KADOKAWA

著者は慶應義塾大学を卒業後、証券会社、銀行、保険会社などを渡り歩き、顧客に対し資産の増やし方を分かりやすく提案し続けてきたお金のプロ。超円安の影響で実質賃金が下がり、物価上昇中の日本で、どのようにお金と付き合っ…

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