生きていくために必要なお金はいくら?
参考:住宅金融支援機構「2022年度フラット35利用者調査」より(建売住宅の場合)
参考:文部科学省「令和3年度子供の学習費用調査」「国公私立大学の授業料等の推移」
参考:総務省統計局2022年「家計調査年報(家計収支編)」
一生に必要なお金は約3億円!
一生のうちで使うお金は約3億円になるといわれています。人生の3大支出といわれているのが、住宅費、教育費、老後の生活費。この3つは、金額が大きいので、働くようになったら計画を立てて貯めていかないといけません。
ひとり暮らしでかかる1ヵ月の生活費は?
住宅の購入など大きなイベントではなく、毎日の暮らしでかかるお金はいくらなのでしょう。みんなのちょっと先の未来かもしれない、ひとり暮らしでかかる1ヵ月の生活費を見てみましょう。
(ひとり暮らしで生計を立てる際の注意点)
家賃や食費が多いです。家賃は、借りてしまってからでは減らせないから、はじめに自分の収入にあった家を選ばないといけません
平均給与の高い業界は?
国税局という国の機関では、毎年、民間の会社の給与について、さまざまな視点から調べています。
電気・ガス・熱供給・水道業が一番高い!
業種とは、企業が行っている仕事(事業)の種類のことです。国税局が出している業種別の平均給与を見てみると、もっとも年収が高いのは、電気・ガス・熱供給・水道業でした。これらはインフラ(生活に欠かせない設備)を扱う業種で、景気に左右されず、大企業も多いため、給与が高いようです。
平均給与は年々目減り傾向に
給与の変化を表したグラフを見ると、年々上がっているように見えます。しかし、物の値段はそれ以上に上がっていて、生活に必要なお金を考えたとき、給与が十分上がっているとは言えません。
給与を上げるための戦い!?春闘
毎年2月頃に行われる「春闘」。正しくは、「春季生活闘争」といいます。新年度が始まる4月に向けて、労働者がつくった組織「労働組合」が労働条件について、経営者に希望を出して、交渉する戦いです。交渉内容のメインは、給与アップです! そのほか、労働時間や働きやすさなども交渉しています。
安定的な貯蓄と効率的な資産形成がより重要に
日本人の平均年収は458万円で、年収400万円以下の人が過半数です。平均給与が上がらない中、生涯に必要なお金は約3億円と言われていることから、安定的な貯蓄と効率的な資産形成がより重要になるでしょう。
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盛永裕介
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