2024年3月に日銀は「マイナス金利政策」を解除して金利を引き上げることを決めました。そうした流れから、住宅・不動産投資ローンの見直しを検討している人も多いと思います。そこで本コラムでは、住宅・不動産投資ローンの借り換え手数料の種類や相場について解説します。また、借り換えのメリット・デメリット、ローンの借り換えに向いているタイプについても紹介します。さらに、実際に借り換えするための手順やよくある質問「手数料を準備できない場合の対応策」にも触れていきますので、ローンの借り換えを検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

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借り換えするための6つの手順

実際に住宅・不動産投資ローンの借り換えをする際にはどのような手順が必要なのでしょうか。

 

ここでは住宅・不動産投資ローンを借り換える流れを簡単に紹介します。基本的に、金融機関に相談した後は金融機関の指示を受けながら手続きを進めます。

 

1.現在の金融機関のローン返済額と条件を再確認する

2.借り換え先となる金融機関を決める

3.新たな金融機関で審査を受け、ローン借り換えを行う

4.現在の金融機関と新しい金融機関で手続きをおこなう

5.新しい金融機関から受けた融資で元の金融機関のローンを完済する

6.新たな金融機関と交わした契約に基づいて返済していく

 

以下の記事で、借り換えするための手順についてより詳しく解説しています。ぜひこちらも参考にしてください。

 

【関連記事】アパートローンを借り換えしたい!具体的な手順や費用をわかりやすく解説

手数料を準備できない場合はどうしたらいい?

前述の通り、住宅・不動産投資ローンの借り換えには諸費用の準備が必要となります。しかし、諸費用は数十万円程度かかることが多く、すぐに準備ができない場合もあるかもしれません。

 

ここでは、「諸費用が準備できない」という場合の対応策について解説します。

 

・対応策1:諸費用もローン金額に含める

・対応策2:諸費用が安いローンを選ぶ

 

対応策1:手数料もローン金額に含める

ローン金額に諸費用の金額も含むことができる金融機関もあるため、まずは金融機関に相談してみましょう。

 

ローンと一緒に諸費用も借りる「オーバーローン」といわれる方法や住宅ローンとは別に諸費用ローンを借りる方法もあります。ただし、諸費用も借り入れした場合は借入金額が増えることになるため金利の支払いも多くなるので、返済負担が大きくなってしまうことは留意しておきましょう。

 

対応策2:手数料が安いローンを選ぶ

「保証料不要」や「事務取扱手数料が定額」といったローンを選択することで諸費用を少なくすることが可能です。前述した各費用をチェックし、総額でいくらになるのか金融機関の担当者にしっかりと聞きましょう。

 

 

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