2024年3月に日銀は「マイナス金利政策」を解除して金利を引き上げることを決めました。そうした流れから、住宅・不動産投資ローンの見直しを検討している人も多いと思います。そこで本コラムでは、住宅・不動産投資ローンの借り換え手数料の種類や相場について解説します。また、借り換えのメリット・デメリット、ローンの借り換えに向いているタイプについても紹介します。さらに、実際に借り換えするための手順やよくある質問「手数料を準備できない場合の対応策」にも触れていきますので、ローンの借り換えを検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

 

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住宅・不動産投資ローンの借り換えに向いている人は?

(画像:PIXTA)
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住宅・不動産投資ローンの借り換えメリット・デメリットについて説明しました。

では、実際に住宅・不動産投資ローンの借り換えに向いている人はどのような人でしょうか。ここでは、住宅・不動産投資ローンの借り換えに向いている人を解説します。

 

・現在の利息が高いと感じている人

・転職等で年収が減って返済が苦しい人

・団信や特約の内容を充実させたい人

 

現在の利息が高いと感じている人

現在の利息が高く、借り換えの諸費用に比べても減らせる利息のほうが多い場合は、住宅・不動産投資ローンの借り換えを検討した方がよいでしょう。

 

ローンの借り換えには手間や時間もかかりますが、大幅に総支払額を減額できることもあります。さらに、保証料不要など諸費用が高額にならないローンを提供している金融機関もあるため、金利差が小さくても減らせる利息のほうが多くなることもあります。

今の利息が高く生活を圧迫している人は、金融機関への相談を検討してみましょう。

 

転職等で年収が減って返済が苦しい人

転職等で年収が減り、現在の返済が苦しいと感じている人も借り換えを検討してみるとよいでしょう。特に金利が高い頃に借り始めた人は、ローンの借り換えをすることで返済負担を軽くできる場合があります。なお、ローンの借り替えの際にも審査があり、現在までの返済において延滞がある場合は審査に通りづらい点には注意が必要です。また、ローンの借り換えだけでなく物件の売却など別の方法を一緒に検討してみてもよいかもしれません。

 

団信や特約の内容を充実させたい人

より保障が充実した団体信用生命保険(団信)に変更したい人も住宅・不動産投資ローン借り換えの検討をおすすめします。

 

最近は病気やケガで特定の状態になった場合の保障が充実している疾病保障付き団信が豊富になっており、万が一に備えた保障の見直しをすることも重要です。金融機関によっては一定の年齢を超えると加入できない場合もあるため、興味があれば早めに行動してみましょう。

 

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