「老後2,000万円不足問題」から風潮が変化
だからといって、減り続ける「現役世代」が支えきれるものでもありません。一時期、「老後2,000万円不足問題」が取り沙汰されましたが、現状の貯蓄額からあまりに乖離している人が多かったためか大混乱を招き、「人生100年時代」というやわらかい感じの言葉で、老後不安を「みんなでがんばっていこう」という風潮に変わりました。
厚生労働省のホームページには、「人生100年時代」について以下のように掲載されています。
“(人生100年時代構想会議中間報告より引用)
ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えています。
100年という長い期間をより充実したものにするためには、幼児教育から小・中・高等学校教育、大学教育、更には社会人の学び直しに至るまで、生涯にわたる学習が重要です。
人生100年時代に、高齢者から若者まで、全ての国民に活躍の場があり、全ての人が元気に活躍し続けられる社会、安心して暮らすことのできる社会をつくることが重要な課題となっています。”
「日本は健康寿命が世界一の長寿社会」と書かれていますが、これは暗に「働き続けてください」と言われているような感覚も得ます。「働くことはやむなし」と観念したところで、「仕事はあるのでしょうか?」。
年金制度の危機的状況に鑑みて、「老後の備え」はしておきたいものです。
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