(※写真はイメージです/PIXTA)

国税庁の調査によると、正規社員の平均給与は年間523万円「令和4年分 民間給与実態統計調査」)、手取りにすると407万円ほどです。平均なので、この金額より大幅に高い層が押し上げている可能性を考えると、ピラミッド型のように低い層も大量にいることが予測されます。年間で手取り407万円、月割りにして34万円では、どのような暮らしぶりになるのでしょうか。その実態に迫ります。

「三代相続すると資産は失くなる」

同じ「平均」の手取りでも、資産状況は人によってだいぶ変わることが浮き彫りになりました。とくに親が土地持ちなどの資産家だと、資産運用に回す資金も潤沢にあり、生活も悠々自適な様子です。「持つものはさらに持つようになる」という傾向が資本主義にはありますが、改めて資産家が強い社会だということがよくわかります。

 

それでも「三代相続すると資産は失くなる」と言われるほど日本の相続税は高くて有名ですので、「持つもの」も知識武装し早期の対策が必要なことは間違いありません。

 

今回はそこに到るまでもハードルの高い「平均」年収の人たちの暮らしぶりにスポットライトを当ててみましたが、結婚・子育て・親の介護・自身の老後……と全てに備えるほどの資産を、「自身の労働」だけから捻出することはかなり厳しいという現実が見えてきました。

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