「食」のカルテが秀逸
同ホームでまず注目すべきなのが食事。一般的な老人ホームではたとえ“高級型”でも委託事業者に任せていますが、同ホームは自家調理にこだわっています。
テーマは「コンフォート・フード」。食べることで心が和み、楽しさを感じられるおいしさを提供。自社で雇用している経験豊かなシェフと管理栄養士たちが、安全・安心な季節の食材を使い創意を凝らしたメニューを提供しています。専属のパティシエも雇用。毎日提供されるデザートも人気です。
驚かされるのが「食のカルテ」。ご入居者一人一人の意見や好みを分厚い資料にまとめ、ドレッシングの好みや量に至るまでこだわりを持って提供し、介護食にも力を入れています。

食事の満足度向上のために例年参加している嚥下食メニューコンテストでは、2023年に優秀賞を獲得。自立時だけでなく、要介護状態になってもおいしい食事を提供してくれるのも嬉しい点です。
総合病院が隣接だから安心
同一敷地内にあるセコム提携病院の神戸海星病院が隣接しており医療対応力も抜群。高齢者によくある急な発熱、転倒による骨折等の場合、すぐに診察や検査をしてもらえます。初期対応の良し悪しで予後が決まってしまう高齢者にはたいへん安心なシステムです。

要介護状態になっても同病院の理事長自らが居室まで在宅訪問診療に来てくれますので、こちらも安心感抜群です。

また、同病院の整形外科は関西でもトップクラス。病院とホームの理学療法士が連携し退院後のリハビリを受けられるのもメリットです。同ホームではフレイルの対応に力を入れており、ご入居者一人一人のADLの変化の情報共有を朝礼時に実施し、専門職から構成されるフレイルチームを立ち上げるなどフレイル予防に取り組んでいます。こちらにも神戸海星病院との連携のメリットが現れています。
そのほかにも24時間看護師常駐、多彩なアクティビティの提供、また、介護サービスの質の向上に向け、認知症対応や介護技術のスキルアップ研修に力を入れています。

介護の三ツ星コンシェルジュ編集部
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