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思い込みを捨て「後悔しない子育て」を目指す
「こうあるべき」
「こうでなくてはいけない」
子どもらしさや、平均的な姿はあくまでも偶像でしかありません。子どもには、それぞれまったく違った個性があります。あるべき姿を押し付けたとしても、子どもの個性はそれ以上です。
ならば、もって生まれた個性を伸ばすほうがよっぽど楽であり、子どもも幸せです。個性を伸ばすことこそが子どもの教育に大きなプラスであり、社会に役立つ人間に育ちます。
教育投資にはあまりにも無防備な親たち
大切なお金を子育てに回すときは、子どもの個性やよいところ、伸ばせることにきちんと投資しているのか？
常に観察を忘れないことです。観察を怠ると、かけたお金を捨てることになり、これまで大切にしてきたお金が回収不能という最悪の事態に陥ります。
貯金や投資はリスクを回避しながら慎重に気を配っているのに、教育投資に関してはあまりにも無防備すぎます。子育てが贅沢なことにならないよう、子どもときちんと向き合い、適切な投資を心がけましょう。
子育てのゴールを決めることの重要性
貯蓄や投資は目標金額やゴールがあります。子育ても同じ。ゴールを決めましょう。ゴール設定は人それぞれです。横並びである必要はありません。
高校入学
大学入学
社会人
結婚
結婚して子どもが生まれたとき
自分で決めたゴールをひと区切りとして、精神的にも金銭的にも子どもをひとりの大人として認め、子どもに責任をもたせます。
子どもは親から生まれますが、いつまでも親の所有物ではありません。子育てのゴールは子どもを社会に送ること。ゴールを設定し、そこに向けてどのように投資するのか、戦略を立てて上手にお金を回しましょう。
ポイント
教育投資に聖域なし。理想を求めず子どもの適性を見極めよう
いとう あこ
お金と暮らしのコンサルタント
ママのための金融リテラシー講座主催
※本記事は『今あるお金で幸せに暮らすお金の回し方』（ごきげんビジネス出版）一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。
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