オフィスから歓楽街まで、幅広い側面を持つ新宿区。今回はそんな新宿区の住みやすさをデータとともにご紹介します。都心で交通の便が良い場所だからこそ気になる治安や住まいの情報について詳しく見ていきましょう。
日本有数の歓楽街を有する「東京都新宿区」住みやすさをガチ評価【データで紐解く東京④】 (※写真はイメージです/PIXTA)

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新宿区の住みやすい街5選

交通利便性が非常に高く、豊富な緑に囲まれた人気のエリア。そんな新宿区の中でも住みやすい街を厳選して5つ、ご紹介していきます。

 

【南元町】豊富な緑のスポットと安心の医療施設が身近に

 

 

中央線を挟んで南北に広がるエリアで、南端は広大な敷地の赤坂御用地や明治記念館と隣接しています。また西には緑豊かな新宿御苑も広がっており、散歩やジョギングのコースとして人気です。町内はアップダウンに富んだ地形が特徴的で、千日坂や新助坂など、複数の坂があり街に表情を与えています。周辺の最寄り駅は信濃町駅です。駅前には慶應大学病院と同大学医学部キャンパスがあり、医学生が勉学に励んでいます。31もの診療科を擁しているので、もしもの時も安心でしょう。

 

【地名の由来】

1943年(昭和18年)4月1日、それまでの四谷区南町と同・元町を廃止・統合することによって新たに創設され、地名は「南町」と「元町」からそれぞれ一字ずつ取って名付けられました。

 

 

【下落合】歴史ある公園も広がる旧伯爵家の分譲地

 
 

北西部の2丁目界隈は、かつて近衛町と呼ばれ大正時代に近衛伯爵家が庭園の一部を宅地として分譲した街です。重厚な低層マンションが多い点が特徴。江戸時代に将軍家の狩猟場だった「おとめ山公園」は2014年10月に拡張工事が完了し、子どもから高齢者まで伸び伸びと楽しめる施設となりました。高台のエリアは「御留山」と称され、マンション名に「御留山」が付く物件も多いことから、歴史と人気の高さがうかがえます。

 

【地名の由来】

川と川(神田上水と井草川)が落ち合った所をいう。この川の上流が上落合、下流が下落合となります。

 

【四谷】各方面へ快適にアクセス抜群な人気エリア

 
 

丸ノ内線四谷三丁目駅からJR四ツ谷駅にかけて、新宿通りを中心に東西に広がるエリア。中央線、丸ノ内線で新宿駅・東京駅方面、南北線で駒込駅や目黒駅方面と、東西南北へ快適にアクセス可能です。都心のど真ん中にありながら、南には赤坂迎賓から新宿御苑につながる緑地がある緑豊かな住環境。新宿通りや外苑東通りなどの幹線道路沿いにはオフィスビルやホテル、スーパー、飲食店などの商業施設も並び、日常的な買い物や食事にも便利でしょう。

 

【地名の由来】

説1は、昔、四カ所の谷(千日谷、茗荷谷、千駄ヶ谷、大上谷)があったことから。説2は、甲州街道に四軒の茶屋(梅屋、保久屋、茶屋、布屋)があったことから。

 

【市谷佐内町】生活利便性の高さが魅力的な高台の街

 

町名に「市谷」が含まれる15ヶ所の街のうち、外堀通りや市ヶ谷駅の近くに位置しているエリア。駅からの上り坂は急ですが、一戸建てや低層マンションが中心で視界が開けて気持ちが良いでしょう。人口密度と世帯における平均所得がともに高いエリアでもあります。市谷見附交差点付近には24時間営業のスーパーがあり、生活利便性が高いといえるでしょう。市ヶ谷駅からは、東京メトロ有楽町線、南北線、都営地下鉄新宿線を利用でき、交通の便も抜群です。

 

【地名の由来】

この地を開いた名主・島田左内に由来する。

 

【原町】仏教寺院も多数ある落ち着いた住宅街

 

 

新宿区中東部に位置する、落ち着いた住宅地。大龍寺をはじめとした仏教寺院が多く点在しています。近くに中高一貫教育校である私立成城男子中学・高等学校があります。町内東部の大久保通りの下にある都営地下鉄大江戸線の牛込柳町駅は新宿や六本木、飯田橋などへ1本でアクセスでき、この地域に住む人々に多く利用されています。駅周辺にはスーパーやコンビニもあり、生活利便性は高いでしょう。

 

【地名の由来】

1947(昭和22)年まで牛込区原町と呼ばれていた場所。原町という地名からは、かつてその地に原野が広がっていたことが想像されます。

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