女性の社会進出が進むなか、女性の賃金も少しずつではありますが上昇しています。では、平均よりも高い、年収500万円を超えている女性はどのくらいいるのでしょうか。年収アップの手段とともに詳しく解説します。
女性の大卒平均年収は345万円だが…「年収500万円以上」の割合は?収入アップに最適な手段についても解説 (※写真はイメージです/PIXTA)

年収500万円以上を稼ぐ女性の特徴

年収の平均値や生活レベルの観点から、年収500万円以上の女性はかなり経済的に恵まれた立ち位置にいることがわかりました。そんな女性たちはどんな人物像なのか考察してみたいと思います。

 

行動力がある

これは男女どちらにも共通することですが、年収が平均以上の人には総じて行動力があります。より「上」を目指して積極的に行動した結果、いまの地位を手に入れた可能性が高く、行動力の賜物といっても過言ではないでしょう。特に男女の年収格差を考えると、女性で年収500万円を超えている人は男性以上に努力をしてきた可能性が高いです。

 

物事を論理的に考えられる

人は行動力だけで成功できるわけではありません。論理的に考え、そこから得られた結論に従って行動することで、その行動が結果につながります。行動する方向性が正しくなければせっかくの行動力が無駄になってしまう可能性もあるので、論理的な思考力も年収が高い女性に共通する資質といえます。

 

専門性の高いスキルがあり、自分に自信がある

これも男女共通の話ですが、年収が高い人の多くは専門的なスキルを持っています。そのスキルに高い価値や希少性があるほど年収は比例して高くなるので、年収が500万円を超えている女性は専門性の高い職業についている可能性が極めて高いといえます。

 

スキルアップに貪欲

なにもしていない人にある日突然、専門性の高いスキルが降ってくるわけではありません。それは自分から努力して獲得するものです。つまり、スキルアップに貪欲でいられる女性は自ずと結果につながりやすく、年収も高くなります。

 

常にアンテナを張り、情報を得ている

自らを高めるための努力はとても重要ですが、それが時代のニーズに合致していないと効果を最大化することはできません。常にアンテナを張って時代の変化や新しいニーズを察知する能力も成功する人に共通する資質です。

女性が年収500万円以上を稼ぐ方法

平均値を上回っている以上、年収500万円は多くの人が「羨ましい」と感じる年収クラスでしょう。特に女性で年収500万円を超えている人は12%程度しかいないことを考えると、そのクラスに到達するには努力が必要です。ここでは、女性が年収500万円以上を稼ぐための3つの方法を紹介します。

 

1.昇格や転職で給料を上げる

最も確実かつ現実味があるといえるのが、本業での年収アップです。知識やスキルを磨いて昇給していくのも有効ですし、努力して獲得したスキルをいかして待遇のよい会社に転職するのも1つの方法です。近年では、転職サイトや転職エージェントなど理想的な転職先を見つけるための環境も整備されているので、自分磨きに自信がある女性は自分の価値を高めて勝負するという道もあります。

 

2.副業を行う

社会全体が副業を容認する風潮にあるなか、副業をするための環境も整備されつつあります。ネット上で仕事を受注できるクラウドソーシングやスポット的な雑用を受注できるサービスのほか、街なかでよく見かけるようになったフードデリバリーの仕事なども、空いた時間を利用してできる副業です。

 

最初は副業で始めたブログ運営やYouTubeでの動画配信が人気を集め、いつしか本業よりも収入を得られるようになったという人も少なくありません。本業だけでは収入アップに限界があるということであれば、副業に目を向けてみるのもよいでしょう。

 

3.投資を始める

年収アップの王道として3つめに紹介したいのが、投資です。投資は「自分ではなくお金を働かせる」という考え方なので、投資の規模が拡大しても本人が忙しくなるということがなく、本業への影響を抑えながら取り組めるのが大きなメリットです。株式やFX、投資信託など選択肢はさまざまですが、女性が投資に進出するのであれば当記事では不動産投資をおすすめしたいと思います。その理由は、次項以降で解説します。