今日も電車に揺られて、会社へ出勤。1週間の始まりからルンルン気分で行けたらいいのですが、月曜の朝はどうしても憂鬱な気分になるもの。思わず「会社に行きたくない」と絶叫! しかし、それだけでけでは済まないケースも……みていきましょう。
会社に行きたくありません!「月収37万円」40代サラリーマン「月曜の朝」に感じた異変 (※写真はイメージです/PIXTA)

コロナ禍が明け、満員電車が復活!月曜の朝がさらに憂鬱に

月曜の朝の通勤電車。コロナ禍が明け、すっかり日常が戻ってきた今日この頃。電車の混み具合もコロナ禍前に逆戻り、といったところでしょうか。

 

東京都『テレワーク実施率調査』によると、2023年7月、従業員30人以上の都内企業のテレワーク実施率は45.2%、実際にテレワークを実施した社員は40.3%。テレワークの実施回数が週3日以上だったのは41.4%でした。2020年、緊急事態宣言下では60%を超えていましたが、その後徐々に低下。新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行してからは、テレワーク率はぐっと低下し、5割を割り込むようになりました。コロナ禍を経てウェブでの会議・打合せが一般化するなど変化はありました。しかし思っていたほど新時代の到来とはいかず、大企業ほど「コロナも明けたし出社しましょう」という号令が出ているようです。

 

ちなみに国土交通省が発表した『三大都市圏における主要区間の平均混雑率・輸送力・輸送人員の推移』によると、2022年、東京圏(31区間)の平均混雑率は123%、大阪圏(20区間)で109%、名古屋圏(8区間)で118%。コロナ禍前の2019年は東京圏では163%だったので、通勤電車はまだまだ余裕といったところですが、今年5月の5類移行後は出社率もひと段階上がった感があり、おしくらまんじゅう状態の通勤電車の復活も時間の問題です。

 

月曜の朝、満員の通勤電車に揺られていると、

 

――はぁ、会社行きたくないなあ

 

と、思わずため息が深くなってしまいます。特に休みを謳歌した次の日の月曜日ならなおさらのこと。しかし通勤電車で憂鬱になるならまだしも「起きるのが辛く、布団から出られない」と身体の不調に至るケースも。そして休むという決断をし、会社に報告をした途端、すっと楽になる……そんな経験をした人も多いのではないでしょうか。