今日も電車に揺られて、会社へ出勤。1週間の始まりからルンルン気分で行けたらいいのですが、月曜の朝はどうしても憂鬱な気分になるもの。思わず「会社に行きたくない」と絶叫! しかし、それだけでけでは済まないケースも……みていきましょう。
(※写真はイメージです/PIXTA)
それに伴い、心に不調をきたす人も多いようです。健康保険組合連合会『令和3年度 被保険者のメンタル系疾患に関するレポート』によると、「統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害」による受診者数(医科入院外/男性)は40代が最も多く、1,000人あたり1.575人。続く「50代」は1.430人でした。また「気分(感情)障害(躁うつ病を含む)」による受診者数(医科入院外/男性)は「50代」(1,000人あたり6.961人)に続き「40代」が多く、1,000人あたり6.836人となっています。
前出の厚生労働省の調査では「(不安や悩み、ストレスを)相談できる人がいる」が91.4%もいて、ホッとひと安心といったところですが、残りの1割は自身だけで抱えたままとなり相当心配です。またストレスに気付くことができればいいですが、知らず知らずに溜め込み、ある時、爆発! ということも。
誰もが憂鬱になりがちな月曜の朝。そんななか「いつもと少し違うな」と異変を感じたら、それはきっと不調のサイン。「思いきって反対方向の電車に乗ってみる」……そんな映画のようなことをして気分転換を図るのも、たまにはいいかもしれません。