方法3.エアコンと扇風機等を併用する
エアコンとともに扇風機やサーキュレーターを併用すると、室内の空気の流れが起き、冷房効率がさらに高くなります。扇風機やサーキュレーターの電気代はごくわずかなので、併用することでむしろ電気代は抑えられます。
なお、これは応用編ですが、扇風機・サーキュレーターには、別の活用方法があります。冷凍庫に2リットルペットボトルを数本凍らせておき、それを扇風機・サーキュレーターの前か後ろに置いておくと、冷房効果があります。即効性はありませんが、エアコンと併用すると、相乗効果が得られます。
方法4.エアコンの冷房設定温度を1℃上げる
設定温度を「1℃」上げると、その分、電気代が節約できます。上記のように冷房効率を高くする方法と併用するのがおすすめです。
方法5.日中の「30分程度の外出」ならエアコンを「つけっぱなし」にする
数年前に、「エアコンはつけっぱなしにしたほうが電気代が安くなる」という説が流布したことがあります。それを信じて実行し、高額な電気代に驚いたという話も散見されます。
実際は「ケースバイケース」です。というのも、この点について、大手エアコンメーカーのダイキンが実験を行っています。部屋のエアコンを9:00~23:00の間、「つけっぱなし」と「30分ごとに入り切りを繰り返す」とで比較したものです。
この実験により、以下の結論が出たとのことです(実際はもっと細かな数値を挙げて説明されていますので、興味がある方はダイキンのHPをご覧ください)。
・日中(9:00~18:00):30分程度の外出なら「つけっぱなし」が得
・夜間(18:00~23:00):「こまめに入り切り」した方が得
エアコンを専門とする大手メーカーによる実験結果なので、試してみる価値は十分にあるといえます。
「冬」へ向けての対策・今後の長期的な対策も考えて
ここまでお伝えしてきた方法は、あくまでも当面の暑さを乗り切りつつ、電気代を節約するための方法です。
実は、電気代が最も多くかかるのは1月~3月です([図表3]参照)。意外に思われるかもしれませんが、冬のほうが、夏よりも外気とエアコンの設定温度との差が激しいからです。したがって、冬のエアコンの使い方も工夫が必要です。
また、燃料費が高騰するなか、電気代は今後も値上がりすることが考えられます。したがって、長期的に電気代を抑えることを考えなければなりません。
したがって、そもそもの電気代のプランの変更や、より熱効率のよいエアコン等への買い替え、家の断熱リフォームといったことを検討することが考えられます。エアコン以外の家電についても省エネ設計のものに買い換えるなど、これから今年の冬、さらに来年の夏へ向けて、長期的な視野に立ち、電気代を抑えるあらゆる方法を検討することをおすすめします。
指摘率トップ!「名義預金」を税務署はどうみているか?
相続税の税務調査の実態と対処方法>>6/5(木)LIVE配信
カメハメハ倶楽部セミナー・イベント
【4/10開催】
「豪州マリーナ投資」の魅力
レジャー/ツーリズムをテーマとした
“オルタナティブ不動産投資”とは
【4/10開催】
弁護士が解説する投資用物件の
「サブリース契約解除」実務対応
【4/15開催】
キャピタルゲインも期待できる環境に!
「債券投資」のタイミングと
具体的な取り組み方
【4/16開催】
その“貢献”は認められるのか?
相続権がない親族でも請求できる
「特別寄与料」とは
【4/16開催】
一級建築士、土地家屋調査士、
不動産鑑定士、相続専門税理士
4つの視点による「相続税土地評価」
と相続対策の進め方