夜泣きしたときの対応
赤ちゃんが夜泣きをしてしまったとしても、それは別にかまわないと思います。赤ちゃんも泣いて感情を発散したいこともあるでしょう。しかし、泣き声を聞くお母さんは心理的なストレスを受けるので、おむつが濡れているなどの生理的欲求でなく、体調不良でもない場合は、赤ちゃんの寝床の安全を確保したうえで、いったん部屋から離れるのもよいでしょう。このときベビーモニターがあるとより安心できます。
パートナーに赤ちゃんのお世話を交代してもらったり、一時預かりなどを利用するのもひとつの方法です。お母さんに心の余裕ができるとそれが赤ちゃんに伝わり、機嫌がよくなったり寝やすくなったりすることはよくあります。周りに頼るということもとても大事です。
赤ちゃんは泣くもの!一人で抱え込まないで
赤ちゃんは泣くものです。そしてそれは、ママやパパを責めるために泣いているのではありません。
赤ちゃんの夜泣きでママがしんどい状況にあるのであれば、頼ることも大事です。ひとりで抱え込ますに、ベビーシッターや一時預かり、夜泣きの専門家を頼ってください。
実際、夜泣きの電話相談の申し込みをしただけで、安心感からママの心に余裕ができて、夜泣きが改善されたという例もあります。ぜひ相性のいい専門家を見つけて、頼っていただければと思います。
【話を伺ったのは】
三橋かな/睡眠コンサルタント・寝かしつけのプロ
アナウンサーとして活動後、結婚を機に退職。長男がまったく寝なくて苦労したことをきっかけに、乳幼児の睡眠コンサルタントの資格を取得。ねんねアドバイザーとして、赤ちゃんの睡眠に関する情報を発信し、保育系大学にて睡眠講義・メディア出演多数。 これまでに延べ2,000人以上のねんね相談実績あり。