強みと弱みを知ることで、トレードは劇的に改善できる
僕はトレードを個別に教えることを頼まれることが多く、たくさんのトレーダーに個別指導をしてきたのですが、bs感情の起伏が少ない人はとてもトレードに向いていると感じます。そういう人はルールを守るのが上手で、たとえ損失を出してもルール通りに損切りできたことに満足できる傾向があります。
しかし、そういう方は、話をしていても何を考えているのかよくわからないことが多いですし、コミュニケーション能力がそれほど高くないように見えることもあります。
集合時間に間に合わせるより信号を守ることを重視するような人は、時間にルーズな人だと思われている可能性もあるでしょう。トレーダーとしては強力な資質を持っていても、対人関係などは苦手だと思われている方も多いかもしれません。
何が言いたいのかというと、その人の資質というのは一律に良い悪いと分けられるものではないということです。
トレーダーに向いている人も、そうでない人も、それを否定したり直そうとしたりする必要はないと考えています。日常の生活から自分の心の動きを観察し、強みと弱みを知ることで、トレードの質を向上させることが可能なのです。
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