登録者20万人超のFX・YouTuberが「時間的、金銭的に無駄な行為」と言いながら「近所のゴミ拾い」を続ける理由

登録者20万人超のFX・YouTuberが「時間的、金銭的に無駄な行為」と言いながら「近所のゴミ拾い」を続ける理由
(※写真はイメージです/PIXTA)

チャンネル登録者数20万人超えのYouTuberで『日利1%FX 鉄壁の不動心トレード』(KADOKAWA)著者のNOBU塾氏は、「ゴミ拾いは時間的、金銭的にも明らかに無駄な行為」と言いつつも、ときどき近所でゴミ拾いをしているそうです。自ら「無駄」と切り捨てながら、あえてゴミ拾いを続けるのはなぜなのでしょうか、みていきます。

「好感度アップ」のためではない…ゴミ拾いを続ける意味

僕はときどき、「GIZENゴミ拾い」と称して、近所でゴミを拾って片付ける活動をしています。

 

ゴミ拾いなんて、偽善的な行動だと思う人は多いでしょう。その通りだと思います。偽善的どころか、経済合理性もありません。道端のゴミなんてそのうち誰かが拾ってくれるものですし、一時的にきれいにしたところでまた誰かがゴミを落としていくに決まっています。

 

もし、周りの人が見つけてくれて、「あの人が道でゴミ拾いをしていたよ、なんていい人なんだ!」と世界中に吹聴してくれるのであればメリットはあるでしょうが、ゴミを拾っている時間に限って誰も通りかからないのが世の常です。

 

そんなことをする暇があったら仕事をしているほうがよっぽど生産的ですし、家族や友達と過ごす時間に充てればより充実した時間になるでしょう。ゴミは拾わないよりは拾うほうが正しい行為ではありますが、時間的、金銭的には明らかに無駄な行為なのです。

 

これは、損切りにとてもよく似ています。損失を確定するという行為には、その時点での経済合理性があるとはいえません。長時間チャートを見つめてエントリーポイントを探すという仕事を一生懸命したにもかかわらず、損失を確定するなんてまさにお金も時間も無駄にする行為です。

 

経済合理性で判断すれば明らかに間違っているのに、それでもやらなければいけないのが損切りであり、トレードルールの厳守です

 

ゴミ拾いであれば、運が良ければ誰かが見つけて褒めてくれるかもしれませんが、損切りは誰も見ていませんし、褒めてももらえません。ゴミ拾いでお金がなくなることはありませんが、損切りは利益に転じる可能性を断ち切ってマイナスを確定させる行為です。

 

要するに損切りは、ゴミ拾いよりもはるかに難しい行為なのです。ですから、ゴミ拾いができるような心構えがなければ、損切りなんてとてもできないとも言い換えることができます。

 

僕がゴミ拾いをしているのは、誰も見ていなくても正しい損切りができる心理状態をキープするための訓練でもあります。ゴミ拾いも損切りも正しい行為(トレード)です。誰も見ていないところで淡々と正しい行動をとり続けることがトレードを精練させていくうえでとても重要なことです。その真実をゴミ拾いは僕たちに教えてくれています。

 

注目のセミナー情報

【資産運用】5月8日(水)開催
米国株式投資に新たな選択肢
知られざる有望企業の発掘機会が多数存在
「USマイクロキャップ株式ファンド」の魅力

 

【国内不動産】5月16日(木)開催
東京23区×新築×RC造のデザイナーズマンションで
〈5.5%超の利回り・1億円超の売却益〉を実現
物件開発のプロが伝授する「土地選び」の極意

次ページ日常生活でトレードメンタルを鍛えるには?

※本記事は、NOBU塾氏による著書『日利1%FX 鉄壁の不動心トレード』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集したものです。

日利1%FX 鉄壁の不動心トレード

日利1%FX 鉄壁の不動心トレード

NOBU塾

KADOKAWA

さよならiDeCo、つみたてNISA……月60万円を稼ぐ技術を全公開! 6,800万円を失った悲劇を乗り越え、導き出した「最強のディフェンス理論」。テクニカル・ファンダメンタルズ・メンタル術からトレーニング方法を完全網羅!こ…

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録