「過剰無き美邸」として注目を集めるモデルコードは、必要以上にコストをかけない「既製品」であること、そして住む人と家具を引き立てる「簡潔・簡素な住宅」であることを特長としている。今回は、東京都・豊島区に誕生した「MODEL CODE 細川庭園 惜欅の家」を紹介していく。

本物件は総額1億7,000万円(税込)にて販売中。
詳細は MODEL CODE のHP (https://modelcode.jp/) まで。
実写動画もご覧になれます。

 

黒い外壁と美しいもみじの植栽に彩られたモデルコード

 

2023年春、東京都内に『MODEL CODE 細川庭園 惜欅の家』が完成した。場所は東京都豊島区。都電荒川線さくらトラムの「早稲田」駅から徒歩4分程度、東京メトロの「早稲田」「江戸川橋」「雑司ヶ谷」の3駅からも徒歩園内だ。屋上ルーフバルコニー付きの木造3階建て、3LDK。延床面積は約142平方メートル(42.97坪)で、これまでのモデルコードに比べ小ぶりとなっている。

 

第二種文教地区内という閑静な住宅街に佇むシンプルで美しい邸宅。家具や植栽、そして住む人自身が引き立つ空間の実現を目指すモデルコードは「無彩色」であることが基本だ。

 

モデルコードではサイディング(外壁に使用する外壁材の一種)に黒か白のいずれかを採用しているが、こちらの邸宅は、黒で統一されている。1階部分は奥行5.7m、幅3.4m、そして高さが2.5mというフルビルドインガレージで十分な駐車スペースを確保。車1台だけでなく、自転車数台を停められるほか、荷物受け取りをスムーズにする宅配BOXや電動自動車充電用のコンセントも雨に濡れない場所に完備されている。

 

ガレージの奥には家屋内部に続く玄関ドア。また向かって左側の壁面にはモデルコードの定番である「アルミ縦格子」を採用。光と風を通しつつ外部からの視線をほどよく緩衝し圧迫のない佇まいを実現するこの建材の力は今回も十二分に発揮されている。さらに家屋と隣家の間のスペースには川砂利が敷かれており、穏やかな雰囲気が演出されていた。

 

そして忘れてはならないのが、モデルコードに必要不可欠な植栽。プロデューサー河部吉孝氏は家屋と共にある植栽について明確な考えを持っている。

 

河部「どんなに美しい家を建てても、それは人工美に過ぎません。美しい邸宅には必ず緑があります。自然美が重なることで初めて人工美が引き立つのであって、また日本には『人間と自然と家屋は、一対である』という意味を持つ『庭屋一如(ていおくいちにょ)』が言葉があります。私は日本住宅のあるべき姿がその言葉に込められていると考えています」

 

そんな基本理念の元にファサードを彩るのはもみじ。今後の成長と年に一度の剪定を経ていく中で外観に美しい彩りを与え続けていくことになるだろう。

 

【関連記事】

建材|こだわりの「モデルコード」を形作るファクター

植栽|こだわりの「モデルコード」を形作るファクター

 

美しい景観を楽しめる観光名所・肥後細川庭園に近接

 

今回完成した邸宅には「ロケーションが非常に魅力的」という好条件が備わっている。家屋からすぐの距離にあるのが緑豊かな『肥後細川庭園』。目白台の大地の自然景観を活かした庭園である同所は、東京ドームのグラウンド面積の約1.4倍にあたる、約1万8,000平方メートルという広さを誇る。

 

武家・華族であった日本の氏族・細川家が明治時代に本邸としたのち、1960年に東京都が購入し現在に至る。周辺が江戸時代中頃まで幕臣の邸宅エリアだったこともあり、細川庭園は「大名屋敷の回遊式泉水庭園の雰囲気を今に伝える名所」として知られている。特に6月は池の周辺に植えられた花菖蒲が見ごろとなり多くの人々を惹きつけている。また園内には細川家の学問書として建設された「松聲閣」も。現在は抹茶と和菓子を楽しめるカフェとして営業しているほか、集会場としても使われている。

 

同園は年末年始を除き、毎日午前9時から午後5時まで開園(冬季は4時半まで、また入場は閉園の30分前まで)。年間を通し、四季折々の美しい景観を楽しめるうえ、入園料は無料。『細川庭園 惜欅の家』では、家屋の窓や屋上からその美しい緑の息吹を日常的に感じ取ることができる、なんとも羨ましいロケーションが大きな魅力だ。

1階:十分な収納を実現する玄関、ウッドデッキのある居室

 

それでは『細川庭園 惜欅の家』の内部をみていこう。まずは玄関。広々とした土間が魅力的だが、土間を囲む「コの字」の2辺分に合計3つの引き戸式収納が設けられ、十分な収納を確保。これなら家族数人分の靴はもちろん、細かな物や道具をきれいに収納できるだろう。玄関は来訪者の目へ最初に飛び込んでくる「家の顔」ともいうべきスペース。靴や物を収め切れず土間に散乱させている状態では家屋全体の印象を悪くしてしまう。余裕ある間取りをしっかりと計算してくれるモデルコードならではの空間設計だ。

 

玄関から内部に目を向けると右方に上階へ続く階段、中央にトイレ、そして居室という配置。その広さは約6帖で家族のひとりがマイルームとして使用するには十分な広さ。なおスタンダードなモデルコードの室内は床のフローリング以外、壁紙からドアに至るまですべて白で統一されている。そのコンセプトにはプロデューサー河部吉孝氏の以下のような考えが込められている。

 

河部「室内に家具家財を配置すれば、何種類もの色で溢れかえることになります。そのカラーリングや様式を受容する真っ白なキャンバスを用意することで、家具や観葉植物、そして住む人自身が引き立つ空間を実現しています」

 

しかし今回の家屋のファサードは黒。このため室内のサッシやドア、そして建具の一部にも黒が使用され、外観との統一感が演出されている。これまでのモデルコードの内観と比べた際に、新鮮な印象を受けることになるだろう。

 

1階の居室には床下収納を含む十分なクローゼットスペースがある。さらに室内の角スペースにぴったり設えられた作り付けデスクも完備する。そして一面が開口部となった窓を開けてみると、外部には人工木デッキを設置。その一部に穴が開けられており、地面から伸びる欅の木が建物の3階部分にまで枝を広げている。実はこの欅、以前、居住していた売主の意向を汲み、伐採せず残されることになったという。その姿が結果として、各階からの眺望を豊かにしているのが印象的で「惜欅の家」の名前の由来となっている。なお天井から床までの高さがある窓は、夜間は電動シャッターで覆うことも可能。

 

【関連記事】

色|こだわりの「モデルコード」を形作るファクター

窓からの景観|こだわりの「モデルコード」を形作るファクター

2階:家族団欒スペースが広々と

 

コンパクトにまとめられた1階を後にし、階段を上って2階へ。そこにはダイニングとキッチン、そしてリビングルームが設置されている。1階ではガレージに割かれていた分の面積が2階では居室に与えられているためフロア全体が広々とした印象である。

 

まず階段から向かって右側に広がっているのはダイニングルーム。7名が座れる大きなテーブルと、座り心地の良い椅子は木の温もりを感じるカールハンセンのYチェアがチョイスされ、食事のひと時を暖かく演出してくれる。

 

またモデルコードの照明は基本的に天井埋め込みのダウンライトで美観を損なわない。そのチョイスには河部氏の「家屋に求められる明かり」についての考えが反映されている。

 

河部「現在の日本人の住居の中には、広範囲を明るく照らし価格もリーズナブルな蛍光灯が浸透しています。しかし本来はオフィス空間で使用されるべきもの。陰影の無い明かりは室内のすべてを照らし出して白けた空間になってしまいます。なので各室の基本となる照明は影も楽しめる暖かみある電球色で統一しています」

 

そんな照明コンセプトの中で唯一例外となるのが、ここダイニングルーム。ひっかけ式のシーリングライトが食卓全体を明るく照らし出している。料理の盛り付けを楽しむことで、いっそう食欲が高まりそうだ。またダイニングルームは先述の1階居室部分と同様の間取り。テーブルに腰かけると、この為に用意された大きな三連窓から欅の木を含む外の風景が楽しめる。1階と同じく、室内の角スペースにぴったり設えられた作り付けデスクも設置されているので、子どもの勉強を見ながら料理をしたり、ちょっとした書き物をしたりと、さまざまなシーンで使えそうだ。こうした何気ない工夫が日常をより豊かにしてくれる。

 

続いてダイニングに続く、奥行あるキッチンに目を向けてみよう。流し台にガスキッチン、食洗器が完備された機能性の高さとワイド3mが魅力だ。そしてここでも驚かされるのがたっぷりとした収納。上部の吊戸棚はもちろん、シンク下の収納は引き出し式で細分化されている。またキッチンからの動線がスムーズなダイニングルームの壁側一面にも10近い引き出しの付いた収納棚が設置されているので、ストック用の食材などもすっきりと収納できそうだ。

 

そして階段から向かって左側に広がっているのはリビングルーム。室内のソファ、テーブル、籐製のチェスト、そしてテレビ台はやわらかな色彩で統一されている。モデルコードは家具付き物件なので、そのすべてが配置された状態で引き渡しとなるのがうれしい。ブラインドカーテンで彩られた窓から差し込む陽光、そして美しく白い壁の相乗効果で、実際のサイズ以上に広々とした空間に感じられる。ここでもローテーブルを囲みながら、のんびりと家族団欒を楽しむことができそうだ。

 

【関連記事】

家具|こだわりの「モデルコード」を形作るファクター

明かり|こだわりの「モデルコード」を形作るファクター

 

3階:まるで高級ホテルの一室のような主寝室

 

 

家族の集うスペースが集約された2階分からさらに階段を上った3階には、主寝室とバスルーム、そしてもうひとつの居室という間取りになっており、さながらプライベート・フロアの趣だ。

 

階段から向かって左側の主寝室は約15平方メートルで、リビングに比べると小ぶりなはずなのだが、こちらも圧迫を感じない広々とした印象。ふたつのベッドの間に設置された窓からは、肥後細川庭園の豊かな緑を楽しめる。ベッドの上に寝転がりながら明かりを調節できる間接照明も設置され、高級ホテルのツインルームのように快適な空間だ。

 

なお主寝室内には、木製の引き箪笥も設置されている。「でもそれだけでは、衣類の収納スペースが足りないのでは……」と心配になるかもしれないが、その隣にはウォーキングクローゼットを完備。3方向の壁に取り付けられたパイプにたくさんの衣料を吊るせるほか枕棚も設置。十分すぎる収納力だ。

 

さらに階段から向かって右側には、もうひとつの居室が用意されている。こちらも1階居室と同様の間取りで、家族の1人がマイルームとして利用するに十分な広さと収納力を兼ね備えている。

バスルームにトイレ…水回りを快適に使うためのすべてが備わる家

 

3階部分のもうひとつのハイライトとなるのがバスルーム。こちらも白で統一され、最新の給湯システム・ミスト機能を備えた気持ちの良い空間だ。さらに十分な広さの脱衣場兼パウダー・ルームが併設されていることも特筆に値する。大きな流し台の上部には前面が鏡となった収納棚が設置されているため、身支度を整えるために使用する数々のアイテムをすっきりと収めることが可能だ。

 

バスルームのついでに1階と2階に設置されたトイレも紹介しておきたい。基本的にひとりで使用する設備として十分な広さを保っているのはもちろん、使用後にその場で手が洗える洗面台と、倍の広さを感じさせる壁一面のミラーが設置されている。便利な都心に一戸建てを建設する際、バスルームやトイレといった水回りには十分なスペースを割けないケースが多い。その点についても、河部氏は明確な方針を持っている。

 

河部「近年、施主の希望通りの間取りを叶えることを最良とするハウスメーカーが多くなっています。しかし余裕のない敷地内に無理矢理4LDKの住宅を建設するとどうなるでしょうか。必ず歪みが生じ、各部屋が本来持つべき機能も失われます。生活の中でさまざまな不具合が生じるのです。家づくりを熟知しているプロの意見を尊重すれば、何十年も快適に過ごせる住まいを実現できます。このためモデルコードは請負であっても、すべてお任せいただく同意を条件に家づくりを行わせていただいております」

 

最後に、『細川庭園 惜欅の家』の屋上部分を紹介しよう。3階部分から階段を上ってたどりつくルーフバルコニーは約16平方メートルの広さを有している。スロップシンクも設置されているため、スニーカーなどを洗い、その場で干すといった作業もスムーズで、急な降雨時でも室内からリモコンで操作できる電動オーニングまで設置されているので、洗濯物が雨に濡れるのを防いでくれる。そして、ここからの眺めも格別。肥後細川庭園の豊かな緑を借景に開放的なバルコニーでゆったりと過ごす……そんな贅沢な時間が実現する都市型住宅の模範仕様:MODEL CODEなのである。

 

 

本物件は総額1億7,000万円(税込)にて販売中。
詳細は MODEL CODE のHP (https://modelcode.jp/) まで。
実写動画もご覧になれます。