「過剰無き美邸」として注目を集めるモデルコードは、必要以上にコストをかけない「既製品」であること、そして住む人と家具を引き立てる「簡潔・簡素な住宅」であることを特長としている。今回は、神奈川県・鎌倉市「MODEL CODE 鎌倉 材木座 水上華」を紹介していく。

本物件は総額2億9,000万円(税込)にて販売中。
詳細は MODEL CODE のHP (https://modelcode.jp/) まで。
実写動画もご覧になれます。

 

海に、山に…鎌倉の爽やかなアウトドアライフをサポートするモデルコード

2023年夏、新たなモデルコードが完成した。場所は神奈川県鎌倉市。都心から鎌倉エリアへのアクセスは電車で1時間程度でありながら、多くの自然が残る環境、鎌倉時代からの歴史を感じさせる観光スポットなど、都会の喧騒とは一線を画す趣豊かな景観が広がる。その魅力的な土地柄に引き寄せられ、拠点を鎌倉へ移す人も珍しくはない。

 

当該物件は、複数の海水浴場が人気を集める鎌倉・湘南エリアのなかでも有名な「材木座海水浴場」へ徒歩10分のロケーション。また登山道が設けられた衣張山の緑も近く、海と山、豊かな自然を感じることができ、近隣にはやはり神社仏閣が多く点在して散歩だけで鎌倉情緒を満喫できる場所にある。

 

物件の建築階数・間取は、木造3階屋上塔屋付3LDK +Sインナーガレージ。260.58平方メートルというたっぷりの敷地に対し、建物面積は204.05平方メートルと余裕のある造りで、従来のモデルコードに比べかなり大型の物件となっている。

 

1階部分に約56平方メートルにも及ぶインナーガレージを設えただけでなく、建物の前面に2台分の屋外駐車スペースを残したのはなぜなのだろう。その設計意図について、モデルコードのプロデューサー・河部吉孝氏に伺ってみた。

 

「海と山に囲まれた秀逸なアウトドア環境を十二分に堪能できるよう、1階のインナーガレージには車2台、2輪車も4台程度駐車できるほか、サーフボードなどの各種アウトドアグッズをたっぷり収納可能です。インナーガレージに充分なスペースがあれば、雨や海風による傷みが気になるグッズやスポーツカー・ヴィンテージカーなどを屋外でさらすことはありません。また敷地全体に多くの駐車スペースがあることで、友人やアウトドア仲間を招きやすくなるため、本物件で過ごす毎日がより豊かになるはずです」

 

モデルコードは必要以上にコストをかけない「既製品」の住宅だ。しかし特別なロケーションに建つ物件の場合、購入者がその利を最大限に享受できるよう配慮する柔軟性も併せもっている。鎌倉は茅ヶ崎や江の島同様、湘南エリアのひとつ。本物件はサーフィンなどのマリンスポーツをライフワークにする人にとってかなり魅力的な特徴を備えている。

1階:和テイストのアプローチ、玄関横のシャワールーム…地域性を意識した住まいづくり

それでは「MODEL CODE 鎌倉 材木座 水上華」の特徴を詳しく見ていこう。先述の通り、建物の前には車2台を駐車可能な広いスペースが設けられている。居住者は建物に向かって左側の小径を進み、1階の玄関スペースへとたどり着くことになるのだが、その長いアプローチにはモデルコードならではの美意識が反映されている。

 

 

「通常のモデルコードでは、隣家との境界塀にアルミ格子を採用しています。光と風を通しつつ外部からの視線をほどよく緩衝し、圧迫感のない佇まいを実現する優れた素材ですが、本物件にはあえて竹のフェンスを採用しました。ご存知の通り、鎌倉は長い歴史と伝統を有する古都ですから、どちらかと言えば洋風な意匠のアルミ格子より竹が相応しいと判断したのです。玄関までのアプローチには植栽だけでなく、砂利も敷き詰められています。さらに竹素材が加わり『和の小径』の雅やかな雰囲気が実現しました。居住する方には毎日の帰宅時に豊かな彩りを感じていただけるのではないかと思います」

 

またモデルコードは外観を構成するサイディング(外壁材)に、白か黒を採用している。本物件の場合は黒で、「和」の雰囲気を考慮したうえでの選択らしい。いずれにしても単色で、アクセントカラーを一切使用しない潔さが特徴だ。

 

「住宅の外観はそれ自体で完結しているわけではなく、空の青、植栽の緑といった自然の有彩色に囲まれています。また住宅は外部の公的社会にさらされているわけですから、周辺地域の景観にも配慮しなくてはなりません。個人の嗜好だけで彩色を追求した住宅は、地域全体の調和を乱します。住む人や植栽を引き立て、なおかつ地域に溶け込む『慎ましさ』を兼ね備えているのは無彩色だけなのです」

 

次に、1階内部を紹介しよう。壁面に合計3つの収納を設置し、靴などの荷物をすっきりと収納できる玄関から室内へ入ってすぐ左側の場所に、シャワースペースが設けられている。これは他のモデルコードでは見られない配置だ。物件から徒歩10分の場所にある材木座海水浴場で遊泳やサーフィンを楽しんだ住人が、帰宅してすぐ汚れや砂を流すことができる。マリンスポーツを楽しむ習慣がある人にとって、使い勝手抜群の設備であることに間違いはないだろう。

 

そして右側には約23平方メートルの広々とした主寝室がある。室外にウッドデッキ、室内にウォークイン・クローゼットが設置された快適な空間で、ここはインナーガレージへ直接アクセスすることも可能だ。

 

2階:LDKだけでなく、グランピングを楽しめそうなウッドデッキも

1階から階段をあがった2階には、開放的な団欒スペースが広がる。約66平方メートルの空間にキッチン、ダイニング、そしてリビングルーム、さらに約33平方メートルの広さのウッドデッキが室内との間に段差なく設けられている。隣家からの視線を遮断する高い壁が設けられているので、たとえばテーブルや椅子を並べ、開放的な雰囲気のなかで贅沢なティータイムを過ごすのもいい。テントなど、アウトドアグッズを広がる十分な広さもあり、自宅で気軽にキャンプ気分が楽しめる、「ベランピング」も楽しめそうだ。

 

2階スペースの奥にあるキッチンは、広くて収納たっぷりの作業スペースを有し、また視界を遮る壁がないので、リビングはもちろん、ウッドデッキの様子を確認しながら調理ができるのも嬉しい。

 

 

モデルコードの原則通り、室内は白い壁と木目フロアで統一。照明は基本的に天井埋め込み型で美観を損なわない。そうしたコンセプトには、プロデューサー河部吉孝氏の以下のような考えが込められている。

 

「引き渡し後、室内に家具家財を広げれば、何種類もの色が溢れかえることになります。そのカラーリングや様式を受容する真っ白なキャンバスを用意することで、家具や観葉植物、そして住む人自身が惹き立つ空間を実現しているのです。また各室の基本となる照明については、昼白色の蛍光灯は使用せず、暖かみのある電球色で統一します」

 

さらにモデルコードは、室内に主要な家具がすべて揃った「家具付き物件」だ。ダイニングテーブル一式、リビングのソファにテーブル、そしてAVボードに至るまでがセットになっているので、居住者は引き渡しを受けてからすぐ、完成された空間を享受可能である。

 

「モデルコードにマッチした、簡潔簡素で味わい深い家具を用意させていただきます。そのラインナップは経年により色合いや表情が変わり、数十年の評価にも耐えうる木製家具が中心。現在は素材・構造・デザインにこだわったロングユースの木製家具を製造・販売する国内ブランド『カンディハウス』様とコラボレーションさせて頂いています。そのラインナップは非常に豊富なので、モデルコードのコンセプトを遵守しつつ、物件ごとに違うテイストを生み出すことが可能です」

 

3階:機能たっぷりのバスルームと3つの居室を完備

家族の集うスペースが集約された2階から、さらに階段を上がった3階。こちらにはバスルームと3つの居室が設けられている。各室はすべて洋室で、広さは12平方メートルから15平方メートル程度。最も広い主寝室には、ウォークイン・クローゼットも用意されているので、かさばる衣類もすっきり収納できるだろう。

 

そして1624サイズで、大人1人と小さな子供2人の3人が一緒に入れるワイドバスタブによるバスルームにも注目したい。こちらも真っ白で統一され、最新の給湯システムを備えた気持ちの良い空間だ。さらに充分な広さの脱衣場兼パウダー・ルームが併設されているのも嬉しい。2つの洗面ボールが設置されているので、忙しい朝に家族が並んで身嗜みを整えることもできる。また洗面台の上部は全面が鏡となった収納棚が設置されているほか、下部にも計4つの引き出しが備わっているため、スキンケアやヘアケアアイテムなどをすっきりと納めることができる。

 

毎日の暮らしを快適に過ごすためには、本物件のように余裕ある設計が必要不可欠だ。その点について、河部氏は明快な考えを持っている。これからマイホームづくりを検討している人にとっては、ぜひ参考にして欲しい。

 

「敷地には『限界』があるのに、企画者が施主の望み全てに迎合することは、寧ろ施主への『背信行為』だと私は思います。潔く切り捨てるべきものがある。そこに導くのが真の顧客本位であり、それ故にモデルコードは例え請負であっても『総てお任せ』頂くことを条件とさせて頂いています」

ルーフバルコニー:鎌倉の花火を独占する特等席

ここまで紹介してきたように「MODEL CODE 鎌倉 材木座 水上華」は、必要以上にコストをかけない「既製品」でありながら、引き渡し後に快適な生活を約束する仕様をしっかり整えている。さらに歴史と自然豊かな鎌倉市というロケーションへの配慮がそこかしこに感じられるのも大きな魅力。その最たる設備が家屋の最上部で68平方メートル以上の広さを誇るルーフバルコニーだ。前回紹介したMODEL CODE 細川庭園 惜欅の家(東京都豊島区)」のルーフバルコニーは約16平方メートルだったので、3倍以上の広さということになる。

 

 

その活用法として真っ先に思い浮かぶのは、洗濯・物干し。室内からリモコン操作可能な電動オーニングも設置されているので、急な降雨にも慌てず騒がず対応可能だ。またスロップシンクも設置されているため水着やウェットスーツ、そしてスニーカーなどを洗い、その場で干すといった作業もスムーズだろう。さらにデッキチェアなどを設置すれば、のんびりと日光浴を楽しむこともできそうだ。

 

 

何より良く晴れた日に、富士山の姿を確認可能な眺望が魅力的である。そして本物件の立地ならではのお楽しみも。それは鎌倉の風物詩・夏の海岸で開催される花火大会の鑑賞だ。新型コロナウィルスの影響で4年に渡り開催が見送られたが、来夏には再開されるだろう。過去には10万人に近い動員を誇った、夏の一大イベントだ。その醍醐味を来場者の喧騒にさらされることなく、じっくりと楽しめる特等席が自宅に用意されているとは、何という贅沢だろうか。敷地内に充分な駐車スペースもあるため、親しい知人を招き、食事や飲み物を楽しみながら特別な夏のひと時を過ごすことができるだろう。

 

 

本物件は総額2億9,000万円(税込)にて販売中。
詳細は MODEL CODE のHP (https://modelcode.jp/) まで。
実写動画もご覧になれます。