(※写真はイメージです/PIXTA)

大腸内視鏡(大腸カメラ)と胃カメラを専門とする医師・桐山真典氏の著書『名医が教える胃腸の守り方』より一部を抜粋・再編集した本連載。ここでは「胃腸力」について見ていきます。

元気はつらつの源は“胃腸力”

私は年間4500検査もの胃カメラと大腸内視鏡検査を行い、その数だけの胃腸を日々診断しています。診察に来られた方を加えると、その3倍以上、1年に1万3500人以上の方の胃腸を診ています。

 

そこからわかるのは、「見た目や健康状態と胃腸の調子は一致していることが多い」ということです。

 

胃腸が元気な人は、実年齢よりも若々しく、アクティブで声にも張りがあります。一方、不調を抱えている人は、どことなく不安げで前かがみの姿勢になりがちです。

 

胃腸が元気な人は年齢を問わず、食欲があることが共通点。食欲があり、食べたものを自分に必要な栄養に変えられるのが「胃腸力」がある人です。

 

診察のときに、必ず年齢を確認してますが、動作や声の張り、記憶力など90歳以上にもかかわらず、70歳くらいに見える方がいらっしゃいます。

 

ご自身の健康の秘訣を伺うと、「なんでもよく食べますよ。特にお肉が好きなんです。量は食べませんがね」とおっしゃいます。その言葉に納得です。

 

ただし、食欲といっても偏食は例外です。例えばストレスが強くかかると、甘いものや脂っぽいものばかりを食べたくなる人もいるでしょう。こういう人は、確かに食欲はあるけれど、胃腸の調子はあまり良くないケースも多いのです。

 

「胃腸力」がある人とは、空腹感と食欲があって、食べて活動的になり、そしてまた空腹になり食欲がわく人といえます。食欲は健康のバロメーターです。そのため診療に来られる方には必ず食欲があるかないかを伺っています。

 

「胃の痛みはあるけれど、食欲はある」という方も結構いらっしゃいます。そのような方は検査をして問題ないこともよくあります。

 

そういう方には、「検査の結果問題ないので大丈夫ですよ。心配ありませんよ」とお伝えすると、「心配ない、治るんだ」という安心感からかストレスも軽減され、思いのほか早く回復する傾向があります。

 

「心配ない、大丈夫」という言葉を聞きたい方は大勢いらっしゃるように感じます。

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