NISAの非課税枠拡大が決定するなど、国も投資を後押しするなか、投資をはじめる人が増えています。一方、なんとなく「株式」や「投資信託」についてのイメージは把握しつつも、実はよく理解していないまま投資をはじめたという人も少なくありません。そこで今回、投資家・実業家として活躍し、タレントとしての顔も持つ杉原杏璃氏が、そもそも株式や取引所、株式の市場とななにかについて解説します。
投資をはじめる前に…タレント・杉原杏璃が教える「株式と取引所と市場」の話 (※写真はイメージです/PIXTA)

日本の株式市場の種類

世界にはたくさんの証券取引所があり、有名所はニューヨーク、ロンドン、ナスダック、上海、ユーロネクストなどで、一度はニュースで聞いたことがあると思います。インデックスファンドの外国株、先進国株、新興国株などは、ここで売られている株を運用します。

 

日本の株式投資では東京証券取引所がメイン市場です。2022年4月3日までは東証一部、東証二部、マザーズ、ジャスダック(スタンダード、グロース)の区分けがありましたが、2022年に整理され、プライム市場、スタンダード市場、グロース市場の3区分になりました。

 

日本取引所グループ(東京証券取引所)のホームページには区分について、前述の[図表]のような説明があります。

 

ちょっとちんぷんかんぷんな感じですが、旧東証一部はプライムとスタンダードに。旧東証二部と旧ジャスダックのスタンダードがスタンダードに。旧ジャスダックのグロースと旧マザーズがグロースに区分けされたようです。

 

 

杉原 杏璃

投資家/タレント/実業家